『鎌倉殿の13人』5話のあらすじをネタバレ!頼朝の衝撃の所信表明と北条宗時の最期とは?見どころと感想

鎌倉殿の13人5話アイキャッチ画像 エンタメ

2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第4話は、頼朝の人たらしたる懐柔術や、伊東と頼朝の間で心、揺れながらも最終的に頼朝に挙兵のタイミングを知らせた八重の女心も見どころでした。

今回は、『鎌倉殿の13人』5話のあらすじをネタバレ!頼朝の衝撃の所信表明と北条宗時の最期とは?見どころと感想、と題してお届けします。

5話は、いよいよいくさが始まります。
義時の画策通りに展開するでしょうか?

れい
れい

こちらの記事で以下のことが分かりますので、是非最後までご覧ください。

  • 5話のあらすじをネタバレ
  • 見どころと感想

『鎌倉殿の13人』5話のあらすじをネタバレ!

鎌倉殿の13人の戦のシーンを撮影した写真

出陣の頼朝軍

画像引用:公式サイト

 

『鎌倉殿の13人』4話「矢のゆくえ」のあらすじをネタバレ!みどころとファンの評判とは?

 

『鎌倉殿の13人』の4話では、頼朝が8月17日三島明神の祭りの日に目代もくだい・山木兼隆かねたかと目代後見の堤信遠のぶとおの襲撃を決断をしたところで終わりました。

その日、襲撃する相手が確実に館にいるのか定かではなく、二の足を踏む頼朝に八重が渾身の力で頼朝への想いを込めて矢を放ち挙兵の合図を知らせました。

 

鎌倉殿の13人のシーンを撮影した写真

八重の放った矢を持つ頼朝と義時

画像引用:公式サイト

八重の放った矢は、平安の世と頼朝に関わる全ての人の運命を変えることになりました。

 

鎌倉殿の13人』の5話のストーリー展開は次の通りです。

5話のストーリー展開
  1. 頼朝の衝撃の所信表明
  2. 女子供の伊豆山権現避難
  3. 石橋山の戦い
  4. 宗時死す

 

れい
れい

こちらの記事は、『鎌倉殿の13人』公式ガイドブックを元にまとめています。

 

鎌倉殿の13人 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]

 

5話あらすじ①頼朝の衝撃の所信表明

 

8月17日。

頼朝は、山木兼隆やまきかねたか堤信遠つつみのぶとおとの戦に勝利します。

頼朝は坂東のまつりごとを行うと公言します。
政の始まりとして平家の所領を召し上げ、それをわしが分け与えると所信表明をしました

それに激怒したのが、大庭景時です。
2話で頼朝をめぐり、伊東祐親と北条政時を仲裁した武将です。

この方ですよ。

 

配下の梶原景時(中村獅童さん)も登場します。

 

景時は、頼朝は次に相模や武蔵の豪族と合流するため東へ動くはずだ、と読みます。

大庭景時は、出陣の用意をして頼朝を迎え撃ちます。その数3000。

片や頼朝の軍勢は300です。

かわせみさん
かわせみさん

桁違いだよぉ…

三浦義澄(佐藤B作さん)が1000の援軍を引き入り、伊豆へ向かってくれるのが頼みの綱です。

 

頼朝は、全軍を東に集めて土肥で三浦の軍勢と合流し、大庭景時を挟み撃ちして勝ち戦の余勢で一気に鎌倉を目指すというのです。

 

その頃、平家側の伊東館は緊迫していました。

 

伊東祐親(浅野和之さん)は北條を崩すために宗時を闇討ちにすることを善児に命じます。

善児(梶原善さん)はこちらです。

 

1話でも祐親は善児に命じて、千鶴丸(娘の八重と頼朝との間の子)を殺めさせました。

 

れい
れい

こちらが川辺に立つ善児です。千鶴丸の着物だけを手に持ってるのが怖い感じですね。

鎌倉殿の13人のシーンを撮影した写真

千鶴丸の着物を手にする善児

画像引用:公式Twitter

同じく1話で、千鶴丸の死を知った時に、義時は「爺様は平家の敵となれば、身内でも容赦はしません。このままでは戦になります」と危機感をあらわにしていたのでした。

 

ここで、伊東家と北条・三浦との関係に少し触れましょう。

北条政時(坂東彌十郎やじゅうろうさん)と三浦義澄(佐藤B作さん)は、共に伊東祐親の娘を嫁に迎え、政時は、宗時、義時、実衣を、義澄は、義村(山本耕史さん)を儲けています。

れい
れい

つまり、政時と義澄の子供はすべて佑親の孫なのです。
それなのに、伊東の爺様じっさまは宗時を闇討ちにしようとします。
それが平安の世なのですね。

 

関係図を貼っておきますので参考にされて下さい。

(画像をクリックして頂くと大きくなります)

2022年大河ドラマ鎌倉殿の13人 毎週日曜日よる8時放送 鎌倉殿の13人のじさま(伊東祐親)家系図

じさま(伊東祐親)の相関図

 

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5話あらすじ②女子供の伊豆山権現避難

8月20日。
頼朝は雨の中を出陣します。

義時は、政子(小池栄子さん)やりく(宮沢りえさん)、実衣(宮澤エマさん)を安全な伊豆山権現へ送り届ける役割で別行動をします。

伊豆山権現では、女人禁制であったため、政子たちは身分を偽り、掃除、炊事などをすることを僧侶に命じられます。

政子は、これを喜んで受け入れました。

5話あらすじ➂石橋山の戦い

8月23日。

雨は降り続きます。

頼朝軍は先に進めない状況で鎌倉への途中、石橋山の山中に陣を構えました。

大庭景親も同じく石橋山のふもとに陣をかまえます。

頼朝軍の誤算は、三浦義澄軍からの援軍が雨の影響で酒匂川さかわがわの水笠が増し、兵を進められなかったのです。

 

梶原景時は、「三浦勢が合流する前に今すぐ出陣した方が良い。今なら3000対300。勝機はわれらにあり」と大庭景親に進言します。

同じ頃、頼朝と北条も軍議を開き、援軍が来ないなら一度引きたいと。

宗時は説得します。

敵を山へ誘い込み、狭い場所での戦いに持ち込めば少人数でも勝ち目はある、と。

「挑発なら任せておけ」と名乗りを上げたのは時政でした。

敵側の大庭景親も山に入ると不利になるのは分かっているので北条を山から降ろそうと挑発します。

時政は、堪忍袋の緒が切れて挑発に乗り突撃を命じてしまいます。

時政の指示で、戦に突入し激しい戦闘の末に頼朝軍は完敗してしまいます。

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5話あらすじ④宗時の最期

鎌倉殿の13人のシーンを撮影した写真

北条宗時を演じる片岡愛之助さん

画像引用:公式サイト

 

頼朝は義時らに守られて山中を逃げ洞窟に身を潜めます。

宗時は、武田信義(八嶋智人さん)に援軍をお願いすることを進言します。

 

八嶋智人さん演じる武田信義はこちらですよ。

 

武田信義は、甲斐源氏の血筋で、源氏の棟梁を名乗り頼朝の決起に乗じて挙兵していました。

頼朝には気に障る存在ですが、今の危機を脱し再起するためにと同意します。

 

大庭景親につかまれば首を斬られることを覚悟した頼朝は、髪の中から小さな観音様を取り出し、

「こんなことならご本尊を持ってくればよかった」と。

御本尊は北条館の離れにあり、その北条館の回りは伊東の兵が見張っていて危険なのです。

「私が参りましょう」と宗時が立ち上がります。

 

宗時は、北条館に行く前に義時に話します。

【鎌倉殿の13人】宗時が義時に悲願を話して伊豆へ戻るシーン

【鎌倉殿の13人】宗時が義時に悲願を話して伊豆へ戻るシーン

画像引用:公式サイト

 

・平家につくか源氏につくかは重要ではない
・坂東武者の世を作る
・そのてっぺんに北条が立つ
・そのために源氏の頼朝の力が必要だと。

 

義時は驚き、誰にも言わぬように肝に命じるのでした。

そして、義時と時政は武田の陣に向かいます。

一方、宗時は北条館の近くまで戻りました。そこに、善児が後ろから迫り喉元を掻き切られます。

【鎌倉殿の13人】5話で善児に宗時が背後から刺されるシーン

【鎌倉殿の13人】5話で善児に宗時が背後から刺されるシーン

画像引用:スポニチ

 

共にいた工藤茂光(米本学仁さん)も善児によって殺められました。

北条館に戻る宗時(片岡愛之助・左)と工藤茂光(米本学仁)(C)NHKをさ

北条館に戻る宗時(片岡愛之助・左)と工藤茂光(米本学仁)(C)NHK

画像引用:スポニチ

 

ふたりの最期でした。

…6話に続きます。

6話を読む    4話を読む

 

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『鎌倉殿の13人』5話のみどころと感想

第5話のみどころ
  • 雨が降り援軍も足止めをされ苦戦する頼朝
  • 挑発に乗ってしまう時政
  • 宗時の野望と最期

 

頼朝軍は苦戦します。

頼朝が勝利し鎌倉幕府を築く、という史実の結末が分かっているのですが、宗時は死に、ハラハラドキドキ悲しい5話です。

これより、最終の壇ノ浦の戦いまでにいくつものいくさが繰り広げられます。

富士川の戦い、倶利伽羅峠くりからとうげの戦い、水島の戦いと続き、宇治川の戦いで頼朝は弟の義経(菅田将暉さん)を上洛させます。

義経は戦略に長けていた天才武将です。最初から義経を呼んでいれば頼朝の苦戦は避けられたかもしれません。

そこのところを三谷幸喜さんはどのように展開していくでしょうね。

そして、愛すべきキャラのお父さんの時政は、大庭景親の挑発に乗ってしまいました。

そして、宗時の最期。

死の直前になって明らかになりましたが、明るくて、前向きで時にチャラ男に見えた宗時殿でしたが、実は一番大局を見据えていたのではないでしょうか。

今回は、時政父とふたりで「頼朝」と呼び捨てにしましたね。

それにしても善児の必殺仕事人振り…

史実でも宗時の死に様の詳細は、詳しくは書かれていないようですが、なぜか、義時、時政と別行動を取ったのですね。

しばらくは、宗時ロスになります。

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SNSの感想

愛之助さんの宗時、よかったですね。根っからの坂東武者でした。

 

今回は、実衣がしっかりしてましたね。さすが坂東武者の娘です!
高岸さんもなかなかの演技でした。今後、役者さんとしてもやっていけるのでは?

 

絵心のある人って良いですね。
宗時兄の「辛抱しようぜ」は沁みました。

 

今回は、宗時兄はただがむしゃらに挙兵、挙兵と言っていたわけではなかったのです。坂東武者の世を作るために大将の器でない頼朝を担ぎ上げていたのでしたね。

 

こんな面白い感想の人も…(≧▽≦)

 

仰る通りですね。

 

今週も京都晴明神社さんからも感想を頂きました。

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『鎌倉殿の13人』放送日

・NHK総合『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後8時~午後8時45分

・NHKBSプレミアム4K『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後6時~午後6時45分

・NHK総合『鎌倉殿の13人』再放送時間
毎週土曜日午後1時05分~午後1時50分

・『鎌倉殿の13人』を見逃した方はこちらから
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さいごに

宗時が亡くなる瞬間の演出が凄いと思いました。

視聴者の皆さんは、宗時が死ぬのは分かってるからこそ、人影を見せ、刃物の影を見せ、宗時の刀を抜こうと手をかけるも間にあわず…。

すごく丁寧な描写でしたね。天才脚本家です。

宗時は坂東武者としての責務を最後まで全うし、心を燃やし続けました。その生き様が、義時の中で今後も生き続け、これから時間をかけて成就していくのかと思うと胸が熱くなります。

しばらく宗時兄ロスが続きそうです。

それにしても、更科六兵衛ばりの法皇様はいつまで頼朝の夢枕に立つのでしょうね(≧▽≦)

さて、来週は、頼朝にとってドラマチックな出会いが訪れます。

 

れい
れい

どうぞ、楽しみにされてくださいね。

以下に『鎌倉殿の13人』の関連記事をご紹介しておりますので是非併せてご覧ください。

 

・『鎌倉殿の13人』の撮影場所となったロケ地情報
・『鎌倉殿の13人』65人の登場人物のキャスト相関図
・『第1回』からのあらすじネタバレ記事

「更新あり」『鎌倉殿の13人』の登場人物65人のキャスト相関図と13人の覚え方

 

 

『鎌倉殿の13人』各回のあらすじはこちら

公式タイトル放送日
第1回「大いなる小競り合い」1月9日
第2回「佐殿の腹」1月16日
第3回「挙兵は慎重に」1月23日
第4回「矢のゆくえ」1月30日
第5回「兄との約束」2月6日
第6回「悪い知らせ]2月13日
第7回「敵か、あるいは」2月20日
第8回「いざ、鎌倉」2月27日
第9回「決戦前夜」3月6日
第10回「根拠なき自信」3月13日
第11回「許されざる嘘」3月20日
第12回「亀の前事件」3月27日
第13回「幼なじみの絆」4月6日
第14回「都の義仲」4月10日
第15回「足固めの儀式」4月17日
第16回「伝説の幕開け」4月24日
第17回「助命と宿命」5月1日
第18回タイトル未発表5月8日
第19回タイトル未発表5月15日
第20回タイトル未発表5月22日
れい
れい

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

 

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