【鎌倉殿の13人】4話あらすじをネタバレ!「頼朝の懐柔術と八重の女ごころ」見どころと感想

鎌倉殿の13人の4話アイキャッチ画像 エンタメ

2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第3話もコミカルとシリアスの融合の連続で見ごたえありましたね。

3話で、頼朝が挙兵を決意し、義時は参謀としての片鱗を見せました。

「敵は大庭と伊東、挙兵は3000人を予想、大義名分は法皇様の救出。」

4話は、いよいよ戦が始まります。

今回は、『鎌倉殿の13人』4話のあらすじをネタバレ!「頼朝の懐柔術と八重の女心」見どころと感想、と題してお届けします。

れい
れい

こちらの記事で以下のことが分かりますので是非最後までご覧ください。

  • 4話のあらすじをネタバレ
  • 見どころと感想

【鎌倉殿の13人】4話「矢のゆくえ」のあらすじをネタバレ!

令旨を受け取る頼朝を撮影した写真

画像引用:公式Twitter

 

『鎌倉殿の13人』第3話「挙兵は慎重に」のあらすじはこちらから

 

『鎌倉殿の13人』の3話では、頼朝が義時の才により、勝算を得、法皇様を救出するという大義名分で、挙兵を決意するところで終わりました。

他人が自分を騙すという事には用心深くなる世に、夢枕に立った出来事はどこまでも絶対的に正しい、という価値観。
それが平安の世なのだとナレーターの長澤まさみさんが囁きながら言われてましたね。

あの野菜を踏みつぶしていた目代、堤の屋敷にあった木簡から、民の数を割り出してどれくらい加わってくれるか考えるなんて義時は、さすが後にトップに立つ武将です。

八重は、嫁ぎ北条館と川を挟んだ山上に新居を構え、時折、家族団らんの頼朝の様子を眺めます。辛過ぎる八重です。

しかし、4話ではこの八重がキーパーソンになります。

 

『鎌倉殿の13人』の4話のストーリー展開は次の通りです。

4話のストーリー展開
  1. 挙兵は8月17日
  2. 頼朝が坂東武将の心を捉える
  3. 挙兵当日に二の足を踏む頼朝
  4. 八重の揺れる女ごころ

 

れい
れい

こちらの記事は、『鎌倉殿の13人』公式ガイドブックを元にまとめています。

 

鎌倉殿の13人 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]

 

4話あらすじ①挙兵は8月17日

 

8月17日は、三島明神の祭りで敵方の警備が手薄になり、襲撃には格好の日と頼朝は決めます。

襲撃の相手は、目代もくだい・山木兼隆と目代後見の堤信遠。

 

鎌倉殿の13人の頼朝と坂東武者の会議のシーンを撮影した写真

画像引用:公式サイト

 

見事、ふたりを討ち取ったのちに「鎌倉」に念願の根城ねじろを作る。

鎌倉は頼朝の父、義朝よしともの本拠地だから坂東武者が集うにふさわしい、と語りかけ、皆は胸を熱くします。

かわせみさん
かわせみさん

根城ねじろとは、本拠とする城。主将の居城。本城という意味です。

しかし、挙兵前日になり武士たちの集まりが悪い。

義時と宗時は信頼できる味方を誘いに出かけます。

義時が見込みのありそうな者を探している間に八重に呼び止められます。

八重が嫁いだ江間次郎の館から北条館の様子が良く見えます。

 

鎌倉殿の13人の八重が見つめるシーンを撮影した写真

画像引用:Twitter公式サイト

 

八重に、あわただしい様子だが戦でも始まるのか?と聞かれ、
義時は、頼朝の身を案じる八重の心を思いやり、遠回しに戦が近いことをほのめかします。

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4話あらすじ②坂東武者の心を次々捉える頼朝

北条館に戻ると、湯河原の土肥実平が、
「挙兵に応じる代わりに領地を安堵してほしいと交渉を持ちかけてきました。

 

この方です。

 

義時は、豪族の味方を増やすには、領地の安堵と信頼こそが不可欠と気づきます。

頼朝のほうから歩み寄るように説得しますが、誇り高き頼朝はそれを拒否。

 

 

義時は、腹をくくり苦言を呈します。

今は、田舎者の坂東武者ばんどうむしゃあっての 佐殿すけどの。お忘れなきよう」と。

納得した頼朝は、広間に行き、実平の手を取り、「いちばんの頼りは実はお前だ。力を貸してくれ」と頼み、実平は「どこまでもお供します」と涙ながらに誓います。

 

かわせみさん
かわせみさん

またまた頼朝の変わり身の早さだよ。

れい
れい

唖然とする義時の顔が可愛かったわ(≧▽≦)

 

このくだりは、吾妻鏡にも記録されている事実なのだそうです。
それによると、頼朝は同じ手口で工藤茂光もちみつ、岡崎義実よしざね、天野遠景とおかげ、佐々木盛綱もりつな、加藤景廉かげかどらを取り込んでいます。

 

 

れい
れい

ここで改めて、「坂東武者」の解説をさせていただきます。

 

坂東武者とは?
現在の関東地方に本拠地があった武士。
桓武かんむ天皇の子孫・高望王たかもちおう平朝臣たいらのあそんの姓を賜り、上総介かずさのすけとして下校し子孫が各地の有力武士となった。
また平将門を追討した藤原秀郷ひでさとの子孫も各地で勢力を誇った。
引用元:鎌倉殿の13人ドラマガイド

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4話あらすじ➂8月17日の挙兵当日に二の足を踏む頼朝

挙兵当日、二の足を踏む頼朝です。

その日に、目代の山本兼隆が家にいるのかどうかが定かではありません。

かわせみさん
かわせみさん

なにもかも義時や宗時にお膳立てさせといて、どこまでも世話がかかりよんなぁ。佐殿はぁ…。

れい
れい

そこは慎重派の佐殿ですものね。

頼朝は仕切り直しを考えます。

頼朝挙兵の噂は、大庭景親、伊東祐親の耳に入っていました。

一刻の猶予もない、と宗時は頼朝に伝えます。

かわせみさん
かわせみさん

一日でも延ばせば敵方は戦の態勢が整い、兵力の劣る北条は不利になるからな。

義時は、祐親から目代の動きを探ってもらいたいと八重に頼みに行き、八重が父、祐親に頼朝の挙兵を話したと聞かされます。

れい
れい

裏切られた思いになる義時でした。
初恋の八重にはどこか強く出れないところがある義時ですね。

4話あらすじ④八重が放った矢の意味は?

北条館の離れでは頼朝は観音様に読経し、八重は川向こうから北条館を眺めていました。

夫から、目代は足を痛めて今夜は家にいることを聞きます。

意を決した八重は、矢に白い布をつけて北条館に向けて放ちます。

 

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その矢を見て、頼朝は八重からの合図だと直感。
それは、かつてふたりが逢瀬に使った合図だったのです。

頼朝が目代・山木兼隆襲撃を決断します。

 

庭に、鎧を身にまとったた兵士が集結し、頼朝が雄々しく出陣野の命を下しました。

 

あんなに戦局に消極的だった頼朝が、目立たないように攻め込むのでなく、あくまで堂々と進軍するよう命じます。

吾妻鏡にも『はたまた蛭嶋通ひるがしまどおりにおいては、騎馬の儀叶ふべからず。ただ大道たるべしてへり』
とあります。

この頼朝の一言で志気がグーンと上がりました。

そして、佐々木秀儀の次男、経高の火矢が堤館に放たれました。

 

佐々木経高を演じるのはこちら江澤大樹さんです。

 

 

…5話に続きます。

 

5話を読む    3話を読む

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『鎌倉殿の13人』4話のみどころと感想

第4話のみどころ
  • 頼朝の変わり身の早さと人たらしの技
  • 八重の揺れる女ごころと決断

 

頼朝は、源の棟梁としての誇りが高く田舎者の坂東武者を下目にみてましたが、義時に諫められ納得して、土肥実平に力に頼みます。

 

れい
れい

頼朝の変わり身の早さは素直さでもあるのでしょうね。

かわせみさん
かわせみさん

唖然として、引いてる義時がまた笑いを誘うよ。

そして、八重。

一度は頼朝を諦めたとはいえ八重は苦しみます。

そして、時代背景からしても大変難しい時で、頼朝が以仁王もちひとおうの挙兵に応じなかったから命拾いをしたように、誰につくかで命もその家運も大きく関わる平安の世。

父、伊東祐親と頼朝の間で八重の心は揺れたのでしょう。

ここのところを新垣結衣さんは八重の心情描写を丁寧に描かれていてとっても凄かったです。

最終的に八重は頼朝にむけて矢を放ち、頼朝は挙兵を決行。

八重の放った矢は、平安の世と頼朝に関わるすべての人の運命を変え、これより4年7か月の源平合戦の火ぶたを切りました。

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SNSの感想

本当に面白くなってきましたね。

 

吾妻鏡にも頼朝の人たらしの記述があるのですね!
それを大泉洋さんがうまく表現されてます。

 

鎧を身に付けて、父子三人で「実はコワイ…。」のくだりには笑いましたね(≧▽≦)

 

八重さんの切なくも強い想いがクローズアップされましたね。

 

2週続けての「ステキな金縛り」更科六兵衛&法皇様(≧▽≦)

 

京都の晴明神社さんからの陰陽師おんみょうじ目線のツイートです。

 

すごく深読みされてる人。

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『鎌倉殿の13人』放送日

NHK総合『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後8時~午後8時45分

NHKBSプレミアム4K『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後6時~午後6時45分

NHK総合『鎌倉殿の13人』再放送時間
毎週土曜日午後1時05分~午後1時50分

 

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『鎌倉殿の13人』4話まとめ

頼朝軍の兵を集めるのに、義時はじめ北条が大変苦労をした4話でした。

当初24人と義時が言います。
赤穂浪士よりも少ない人数です。

全員の思いが一致したのではなく、ひとり、一人の思いが呼応する、というなんとも頼りなげな頼朝軍です。

第4話のキーパーソンは、やはり八重。

一度は、父に挙兵の話を打ち明けるも最後は頼朝を取ったことで歴史が動きました。
しかも、その発端となったのは現夫の言葉。

八重が放った弓矢と、目代の家に放った火矢が源平合戦の始まり、共に「矢のゆくえ」に掛かったのですね。

来週もどうかお楽しみに!

以下に『鎌倉殿の13人』の関連記事をご紹介しておりますので是非併せてご覧ください。

 

・『鎌倉殿の13人』の撮影場所となったロケ地情報
・『鎌倉殿の13人』65人の登場人物のキャスト相関図
・『第1回』からのあらすじネタバレ記事

「更新あり」『鎌倉殿の13人』の登場人物65人のキャスト相関図と13人の覚え方

 

 

『鎌倉殿の13人』各回のあらすじはこちら

公式タイトル放送日
第1回「大いなる小競り合い」1月9日
第2回「佐殿の腹」1月16日
第3回「挙兵は慎重に」1月23日
第4回「矢のゆくえ」1月30日
第5回「兄との約束」2月6日
第6回「悪い知らせ]2月13日
第7回「敵か、あるいは」2月20日
第8回「いざ、鎌倉」2月27日
第9回「決戦前夜」3月6日
第10回「根拠なき自信」3月13日
第11回「許されざる嘘」3月20日
第12回「亀の前事件」3月27日
第13回「幼なじみの絆」4月6日
第14回「都の義仲」4月10日
第15回「足固めの儀式」4月17日
第16回「伝説の幕開け」4月24日
第17回「助命と宿命」5月1日
第18回タイトル未発表5月8日
第19回タイトル未発表5月15日
第20回タイトル未発表5月22日
れい
れい

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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