『鎌倉殿の13人』15話「頼朝の恐ろしさ」のあらすじをネタバレ!みどころと感想

鎌倉殿の13人第15話のアイキャッチ画像

2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第14話では、反頼朝派の御家人が三浦館に集まり、大江広元の依頼で義時が上総広常に三浦館に集まる御家人の誘いに乗ってほしい、と頼みました。

どういう意図でしょうか?
気になるところです。

『鎌倉殿の13人』15話は、鎌倉を出陣した義経の軍勢が近江まで進軍したところから始まります。

今回は、『鎌倉殿の13人』15話「頼朝の恐ろしさ」のあらすじをネタバレ!みどころとファンの評判とは?と題してお届けしますので是非最後までご覧くださいね。

れい
れい

こちらの記事で以下のことが分かります。

・15話のあらすじをネタバレ
・見どころと感想

目次

『鎌倉殿の13人』15話のあらすじをネタバレ!

前回の14話はこちら。

『鎌倉殿の13人』14話「反頼朝の企み」のあらすじをネタバレ!みどころとファンの評判とは?

 

『鎌倉殿の13人』15話のストーリー展開は次の通りです。

15話のストーリー展開
  1. 源義高が鎌倉入り
  2. 後白河法皇が孫の後鳥羽天皇に即位させる
  3. 頼朝上洛
  4. 反頼朝派の反逆

 

れい
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こちらの記事は、『鎌倉殿の13人』公式ガイドブックを元にまとめています。

鎌倉殿の13人 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]

れい
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撮影秘話なども掲載され、楽しいガイドブックです。

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15話のあらすじ①義仲が後白河法皇を拘束

寿永2(1183)年11月。
義経の軍勢は近江まで進軍し京まであと少しというところです。

源義仲は、源氏どおしで戦いたくないと後白河法皇を拘束し、京に立てこもる手段を取りました。

15話のあらすじ②御家人たちの企て

一方、鎌倉では頼朝の足元が揺らいでいました。

三浦館には、志を共にする御家人が集まり、頼朝を長とする源氏から坂東の地を取り戻すための議論が行わ、その場に上総広常(佐藤浩市)も加わっています。

カギを握るのは、頼朝の嫡男の万寿。

「足固めの儀式を行うのじゃ」と文覚が偽の行事を提案します。

生後五百日の幼児が初めて歩いたことを祝う儀式を催し、警戒が緩んだ隙を狙って万寿の身柄を押さえる。

頼朝が御所を出る切り札にするつもりです。

梶原景時が頼朝に企てを知らせようとした時、和田義盛らに捕らえられます。

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15話あらすじ➂謀反の当日

万寿の儀式は、鶴岡八幡宮で催されることになり、当日の朝、三浦館に御家人たちが集まりました。

義澄と義村は本心では、坂東から平家を一掃した頼朝への恩義を感じて気が進まないものの引っ込みがつきません。

義時は、万寿の儀式の日に三浦勢が大掛かりな鹿狩りをすると知ります。

義時の心が引っかかり、源範頼、比企能員、大江広元、安達盛長らの意見を聞きます。

念のために、義時は鶴岡八幡宮に異変がないか確かめに行き、能員は三浦館に行き動きを探ることに。

能員が三浦館につくと武装した人々の物々しい雰囲気でした。

引き返そうとする能員を引きとめ、常胤が言います。

「義高を担いで、義仲と和睦する。坂東は安泰じゃ」と。

能員が寝返り、三浦館に謀反はないと知らせることに。その能員を上総広常は「鹿狩りは、上総広常が仕切るから案ずるな」と義時への伝言を頼みます。

一方、義時は文覚の言動があやしいとにらみ、さらに病を口実に三浦館をぬけた土肥実平から謀反の企てがあると聞きます。

大江広元は、三浦勢の企てを見抜き「鶴岡八幡宮で万寿様を奪い引き換えに鎌倉殿に降伏を要求するつもりだ」と伝えます。

頼朝は憤り、安達盛長を八幡宮の加勢に向かわせ、他の者には御所の警護を命じました。

義時と広元は、上総広常を見込み、あえて三浦勢についてもらいました。

・三浦勢を説得する
・戦を回避する

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15話あらすじ➄三浦勢を説得する義時

鶴岡八幡宮で万寿の五百日の儀式が催されました。

そこへ、突然和田義盛や畠山重忠などの武装した一団が現れ、政子や万寿を取り囲みました。
義時や安達盛長もかけつけ、一触即発の事態に。
義時は
・三浦勢も頼朝勢も、平家を倒そうとする志は同じ
・坂東武者が一丸となるには強い指導者必要
・だから鎌倉殿がおられる
と必死に説き重忠と義盛は納得し、刀を収めました。
それを見届けた義時は三浦館に向かうと、千葉常胤が企てが頓挫したことで自害を覚悟していました。
義時は「鎌倉殿は兵を全て引けばすべて許すと仰せられました」と諭します。
「そうと決まったら解散だ!」と広常が陽気に笑いその場を丸く収めました。
その夜、頼朝は酒の席に広常を招き老を労いました。
大江広元の筋書き通りに広常は見事にこたえてくれました。
広常が酔って「御家人なんざ使い捨ての駒だ。お前は己の道を行け。法皇様だって目じゃない」と豪語し、頼朝は頼もしげに聞き、義時は胸をなでおろしました。

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15話あらすじ⑥上総広常を陥れる頼朝と広元

翌朝、義時は頼朝に御所で会い、今回の企てに加担した御家人たちに寛大な裁きと、所領の加増など平家と戦をする意義があれば頼朝のために兵を出すはずだと進言しました。
頼朝は承知しましたが、広元が、一切お咎め(おとがめ)なしでは頼朝の沽券に関わる、「この際、誰か一人見せしめとして罪を負わせては?」と異論を唱えました。
広元が上総広常の名を挙げ、義時は驚き強硬に抗議。
「最も頼りになる者は最も恐ろしい」を頼朝が言います。
頼朝と広元は最初から広常を加担させ陥れるつもりだったのです。
「上総広常は、御家人は使い捨ての駒と。あいつも本望であろう」と。
義時は、この時頼朝の恐ろしさを感じました。
上総広常を斬る者には、三浦館で密偵を失敗した梶原景時が命じられました。

15話あらすじ⑦上総広常の最期

鎌倉殿の13人 15話 上総広常(佐藤浩市)

上総広常(佐藤浩市)

画像引用:公式Instagram

翌朝、御所に御家人たちが集まり気の合う者どおし楽しげに過ごしていました。

梶原景時は、上総広常を双六に誘い、そして突如として斬りつけました。

「御所に攻め入り、鎌倉殿を亡き者にせんと企んだ。その咎(とが)により成敗いたす」
瀕死中で「謀りやがったな」という広常を頼朝が無情な目で見ていました。
泣きながら義時が駆け寄ろうとすると頼朝が「来ればお前も斬る」と。
この瞬間、涙にぬれた義時とすべてを察した広常の目が合い、ほほえむと絶命します。
頼朝は「わしに逆らう者は何人(なんびと)も許さぬ。肝に銘じよ」と御家人たちに言い放ちました。

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15話あらすじ⑧義時に嫡男誕生

この年、義時に嫡男が誕生しました。
のちの北条泰時です。
義時は八重の手を握って、そっと赤ん坊を抱きしめ幸せをかみしめるのでした。
16話に続く…

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『鎌倉殿の13人』15話のみどころと感想

第15話の見どころ
  • 頼朝の恐ろしさ
  • 上総広常の最期
  • 義時の幸せ

 

三谷幸喜さんの『鎌倉殿の13人』は、第一話からシリアスとコメディの融合でした。

頼朝もまた、かつてないおもしろさのある人物をかと思いきや、ぞっとするおそろしさも併せ持つキャラクターとなっています。

今回は、冷淡で恐ろしい頼朝がクローズアップされました。

史実はどうなのでしょうか?

『愚菅抄』(ぐかんしょう)
寿永2年(1183年)12月、梶原景時の讒言(ざんげん)によって頼朝から疑われた広常は暗殺されることになる。景時と双六に興じていた最中、景時は突然盤をとびこえて広常の首を搔い切ったとされる

とあります。

第10話で、捕らえられた大庭景時が広常に斬られる前に
お前も『あの時、頼朝を殺しておけばよかった』と思う時が来るかもしれん。気を付けよ
の遺言が現実になりました。

広常は、義時が何度も上総館に通い、頼朝勢への参陣を説得した武将です。

最期に涙にぬれた義時に微笑みながら絶命するところは胸が痛みます。

そして、悲しさの後には祝いもあり、義時と八重の間に子供が誕生。

生まれた赤ん坊は、後の北条泰時、坂口健太郎さんが演じられます。

れい
れい

今後も目が離せませんね。

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SNSの感想

『鎌倉殿の13人』放送日

・NHK総合『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後8時~午後8時45分

・NHKBSプレミアム4K『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後6時~午後6時45分

・NHK総合『鎌倉殿の13人』再放送時間
毎週土曜日午後1時05分~午後1時50分

・『鎌倉殿の13人』を見逃した方はこちらから
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さいごに

まとめます。

15話の主な出来事
  • 寿永2(1183)年11月 源義仲が後白河法皇を拘束し、京に立てこもる
  • 三浦勢の謀反
  • 頼朝と広元が上総広常を陥れる
  • 上総広常の最期
  • 義時に嫡男誕生

 

以下に『鎌倉殿の13人』の関連記事をご紹介しておりますので是非併せてご覧ください。

 

『鎌倉殿の13人』の撮影場所となったロケ地情報
・『鎌倉殿の13人』65人の登場人物のキャスト相関図
・『第1回』からのあらすじネタバレ記事

『鎌倉殿の13人』伊豆の国市・鎌倉市ほかロケ地10ヵ所を35枚の写真と地図でまとめてみた!

「更新あり」『鎌倉殿の13人』の登場人物65人のキャスト相関図と13人の覚え方

 

『鎌倉殿の13人』各回のあらすじはこちらから
公式タイトル放送日
第1回「大いなる小競り合い」1月9日
第2回「佐殿の腹」1月16日
第3回「挙兵は慎重に」1月23日
第4回「矢のゆくえ」1月30日
第5回「兄との約束」2月6日
第6回「悪い知らせ]2月13日
第7回「敵か、あるいは」2月20日
第8回「いざ、鎌倉」2月27日
第9回「決戦前夜」3月6日
第10回「根拠なき自信」3月13日
第11回「許されざる嘘」3月20日
第12回「亀の前事件」3月27日
第13回「幼なじみの絆」4月6日
第14回「都の義仲」4月10日
第15回「足固めの儀式」4月17日
第16回「伝説の幕開け」4月24日
第17回「助命と宿命」5月1日
第18回タイトル未発表5月8日
第19回タイトル未発表5月15日
第20回タイトル未発表5月22日
れい
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最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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