2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第6話は、又、戦をやめるという頼朝の士気を義時が蘇らせ、千葉常胤と上総広常に交渉に行くところで終わりました。
今回は、『鎌倉殿の13人』7話のあらすじをネタバレ!「頼朝の器を試す上総広常とは?」見どころとファンの評判は?と題してお届けします。
7話も頼朝の新たな女性問題でやらかすかとおもいきや、棟梁としての威厳を示します。
こんな頼朝は大泉洋さんしか演じられないのではないでしょうか?
7話も是非最後までご覧くださいね!
こちらの記事で以下のことが分かります。
- 7話のあらすじをネタバレ
- 見どころと感想
- 「鎌倉殿の13人」の放送日
『鎌倉殿の13人』7話のあらすじをネタバレ!
\本日放送!/#鎌倉殿の13人
第7回「敵か、あるいは」[総合]夜8時
[BSP・BS4K]午後6時
※北京オリンピックに伴う放送時間変更の可能性があります#小栗旬 #新垣結衣 #菅田将暉 #小池栄子#宮沢りえ #大泉洋 #西田敏行 ほか pic.twitter.com/wevLbGQIr8— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) February 20, 2022
『鎌倉殿の13人』6話は、梶原景時(中村獅童さん)が洞窟に身を潜めている頼朝と目が合い、見つめ合いながらも黙って去って見逃しました。
ここで頼朝が景時に捕らえられてたら日本の歴史は大きく変わっていましたね。
そして、またもや戦は辞めるという頼朝に「佐殿がおられなくても我らだけでも戦は続け、坂東から必ず平家の一味を追い出す」と告げた義時の気迫に押され士気を蘇らせ、義時と和田義盛が交渉役に任命されるところで終わりました。
『鎌倉殿の13人』7話のストーリー展開は次の通りです。
- 福原の後白河法皇と平清盛
- 関東屈指の豪族・上総広常を義時が説得
- 伊豆山権現に阿野全成現る
- 上総広常が頼朝を試す
- 頼朝の棟梁としての威厳
こちらの記事は、『鎌倉殿の13人』公式ガイドブックを元にまとめています。
鎌倉殿の13人 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]
7話あらすじ①福原の後白河法皇と平清盛
画像引用:iZa
清盛は治承4年(1180年)京都から福原へ都を移しました。
福原とは、現在の神戸市中央区~北区のあたりです。
兵庫県神戸市中央区には、十三重の塔の横に清盛像があります。
画像引用:BSテレ東
後白河法皇(西田敏行さん)は寵姫丹後局(鈴木京香さん)をはべらせているところに頼朝の訃報を聞き絶句します。
寵姫とは、気に入りの侍女。または愛妾(あいしょう)です。
丹後局はこちらの方ですよ。
美しいですね。
【鎌倉殿の13人】キャスト紹介 丹後局 役 鈴木京香さん – 大河ドラマ2ch https://t.co/iDZGHhjBR4 #鎌倉殿の13人
— 大河ドラマ2ch (@2ch74137035) February 2, 2022
反対に清盛は喜びますが、すぐに誤報だと分かり激怒し、すぐに頼朝の首を取るように命じます。
7話あらすじ②関東屈指の豪族・上総広常を義時が説得
頼朝は、有力豪族を味方に付けようと千葉常胤(岡本信人さん)のもとへ安達盛長(野添義弘さん)を、上総広常(佐藤浩市さん)のもとへ義時と和田義盛(横田栄司さん)を送り込みます。
画像引用:オリコンニュース
こちらが上総広常です。
『鎌倉殿の13人』の上総広常は『新選組!』の芹沢鴨を彷彿させるというか、だからこその佐藤浩市さんなんだろうな。
組織の立ち上げにはそのパワーが必要だったけれど、組織が軌道に乗ったらそのパワーが逆に、という。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/8dwvVBktSV— Gonza (@Gonza_Orc) December 25, 2021
上総広常は関東屈指の豪族です。
こちらに東国の勢力図を貼っておきますので参考にされて下さい。
(画像をクリックして頂くと大きくなります)
この広常を味方につけるか否かで戦の勝敗が大きく変わります。
大庭景親も広常の2万の兵が欲しいのです。
くしくも同じ日に双方から広常に交渉にやってきます。
画像引用:iZa
【頼朝軍】
・北条義時
・和田義盛
【大庭軍】
・梶原景時
広常は、味方になればどんな得があるのか、と切り込みます。
・北条義時
平家の世を改め、我らのための坂東をつくりたいと主張。
・梶原景時
上総介殿のお望みの官職にと清盛の威力をちらつかせる。
さらに義時は、頼朝の強運で何度も命を救われていること、その運の強さに多くの者が集まっていることを強調しました。
広常は即答はせず保留にしました。
いきなり「どんな得があるのか」と聞きながら即答しないところ、なかなかしたたかな広常です。
この後も義時の依頼をはぐらかし続けますよ。
上総の館を出て、義時は景時に声をかけ、石橋山の敗戦でなぜ頼朝を見逃してくれたのかを問いました。
画像引用:オリコンニュース
景時は、目と鼻の先に頼朝がいることに大勢の大庭勢が気づかないことに驚いたから、と話し、頼朝が強運だと語った義時に同感してくれました。
義時は、敵ながら景時に好感を持ち、頼朝軍へ誘いますが、ただ意味深に笑って去っていきました。
その後、もう一人の豪族の千葉常胤(岡本信人さん)からは頼朝への加勢を約束しました。
千葉常胤(岡本信人さん)はこの方ですよ。
【鎌倉殿の13人】キャスト紹介 千葉常胤 役 岡本信人さん – 大河ドラマ2ch https://t.co/3QnR2gMa8r #鎌倉殿の13人
— 大河ドラマ2ch (@2ch74137035) January 26, 2022
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7話あらすじ➂伊豆山権現に阿野全成現る
仁田忠常(高岸宏行さん)が政子らがいる伊豆山権現に頼朝の無事の書状を持ってやってきます。
政子、りく、実衣は安堵します。
忠常は、頼朝の異母弟のひとりの僧、阿野全成(あのぜんじょう・新納慎也さん)を連れていました。
この方ですよ。頼朝とは異母兄弟になります。
/#阿野全成(あの・ぜんじょう)#新納慎也
\
頼朝の異母弟で義経の同母兄。修行を積んだ陰陽を駆使して兄・頼朝を補佐。僧として北条の栄枯盛衰を見つめる。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/PvJk1lTjrU— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 8, 2021
そこへ、数人の僧兵がやってきて政子たちを捕らえて平家に差し出そうとします。
画像引用:オリコンニュース
忠常と家人たちが戦っている間に政子たちと全成達は逃げ出します。
源頼朝の相関図
頼朝には、阿野全成をはじめ異母兄弟が何人もいますので、ここで頼朝の相関図を貼っておきますので参考にされて下さい。
(画像をクリックすると大きくなります)
7話あらすじ④上総広常が頼朝を試す
上総広常から返事が来ないため軍勢を北上させてある宿に泊まり、そこで漁師の娘、亀(江口のりこさん)と出会います。
この方ですよ。
/#亀(かめ)#江口のりこ
\
思いがけず出会った源頼朝の愛妾に。政子や八重を激しくライバル視。出自は低くても知恵があり、頼朝はのめりこんでいく。#鎌倉殿の13人あすに続きます。 pic.twitter.com/H7tR7sw0nv
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 8, 2021
また、頼朝の女好きの病が…(≧▽≦)
頼朝は、北条時政(坂東彌十郎さん)に、再び武田信義(八嶋智人さん)に参陣するように交渉役を命じます。
舟で逃げたことが負い目になった時政は不承不承承知し、向かうことに。
こちらが八嶋智人さん演じる武田信義です。
/#武田信義(たけだ・のぶよし)#八嶋智人
\
甲斐源氏の棟梁(とうりょう)。頼朝の使者である時政・義時親子を巧みに揺さぶる。頼朝との連合軍で富士川にて平家の大軍を迎え討つ。#鎌倉殿の13人あすに続きます。 pic.twitter.com/bijFIloIHM
— 2022年 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」 (@nhk_kamakura13) December 15, 2021
頼朝と武田信義の関係は?
ここで頼朝と武田信義の関係をご紹介します。
元はと言えば、清和源氏から出た一派です。
清和天皇
↓
貞順親王
↓
源経基(経基王)
↓
源満仲
↓
源頼信
↓
源頼義
と続き、ここから
・源頼朝
・足利氏
・武田氏
の系統へ枝分かれします。
この先は図でご紹介します。
頼朝と信義、どちらも源氏の棟梁だと言うわけだね。
話をあらすじに戻しましょう。
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7話あらすじ➄頼朝の棟梁としての威厳
その頃、義時は上総広常の館に通いつめ、そのたびに門前払いをされます。
それでも食い下がる義時に根負けした広常は義時の話を聞いてくれることになりました。
義時は、亡き兄の志も含め、平家隆盛の世に謀反の兵を挙げ新しい坂東を作る、と語りました。
広常は、頼朝の運試しを思いつきます。
大庭景時が長狭常伴を頼朝の宿に差し向け襲う、天に守られているなら助かるだろうというのです。
さて、その頃頼朝は、常伴が襲撃しようとしているというのに、亀を部屋に招き入れていました。
頼朝まただよぉ…あっちゃー
そこへ安達盛長(野添義弘さん)が、この女の夫が乗り込んできます、と告げ頼朝と亀は外へ逃げ出します。
その直後に亀の夫の権三と常伴が押し入り仲間共々大乱闘になります。
こちらが権三ですよ。
カミナリまなぶ扮する“権三”、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場https://t.co/HFv2RWSPzQ#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/qb632RcMv4
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) February 18, 2022
翌朝、上総広常は頼朝が危機を逃れたという報告を受け、大軍を引き入り頼朝の元に参じますが、わざと遅れて現れます。
その力を誇示したのでした。
広常のそんな思惑を見破った頼朝は、遅参するような者は役に立たんから帰れ、と一喝。
頼朝と広常の眼光鋭いにらみ合いの末、広常が姿勢を正し頼朝に頭を下げ、身命を賭して兵衛佐(ひょうえのすけ)殿に仕える所存と告げました。
帰りがけに、義時に「頼朝が棟梁の器でなければ首を取るつもりだった」と打ち明けるのでした。
その頃、奥州(東北地方)では頼朝の異母弟の源の義経(菅田将暉さん)が頼朝の軍勢に参戦するため、藤原秀衡に挨拶をしていました。
いよいよ、来週は義経参上されます。
…8話に続きます。
『鎌倉殿の13人』7話の見どころと感想
- 上総広常のしたたかで慎重な人間性が現れたこと
- 亡き兄の悲願の「坂東の世を作る」を貫くため、上総広常に何度門前払いを受けても食い下がった義時
- 頼朝の女好きと強運、棟梁としての顔
上総広常は、義時に説得はされましたが、頼朝が襲われることで運試しをしました。
その上、大軍を誇示しわざと遅れて頼朝に会いに行ったり、広常のしたたかで二度も頼朝を試す慎重な人間性がよく分かる回です。
誰に就くかで命運がかかる平安の世、そう考えると広常の取った行動は当たり前なのかもしれませんね。
そして、義時は段々と武士らしくなりました。
2話、3話では、戦や政(まつりごと)より蔵で米の計算が性に合うと言っていた義時です。
兄の宗時の死を経験し、坂東武者としての自覚がより強くなったのですね。
最後の見どころは、やはり頼朝様。
6話でも、野良着を着、頬かむりをして八重に礼を伝えに行き、誘われれば家に入りこもうとしたり、今度は亀と…(≧▽≦)
頼朝には、それほどに魅力があったのでしょうね。
この亀は、今後も登場し政子と八重との女の戦いになりますよ。
特に政子は大騒ぎをして大変なことになります。
広常に対しては、棟梁としての威厳を示し感服させました。
女好きと棟梁としての威厳の二つの顔を持つ、頼朝様です。
8話が楽しみですね!
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SNSの感想
鎌倉殿の13人 第7回の足し感想絵です。キャスト発表から楽しみだった丹後局が登場、美しい!義経の出発時に見せた藤原秀衡の覇者の風格、一気に大好きに。阿野全成に笑い、仁田忠常のギャップに萌える。今週も和田義盛は面白かった! #鎌倉殿の13人 #鎌倉絵 #殿絵 pic.twitter.com/Sldclgf5It
— KEI-CO (@keico) February 26, 2022
素晴らしい感想絵です。
上総広常殿はその昔、源義朝殿の長男・義平殿に従い活躍。義平十七騎の一騎に数えられた剛の者。平治の乱の敗戦後、なんとかかんとか戦線を離脱し領地に戻る。都での修羅場をくぐっとるのは、大庭景親殿と同じな古強者。だで頼朝殿の父兄の事よくご存じなわけ。房総(暴走)の雄だがや。#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/2DkqjVCeJs
— 前田 利家🦐🏺 (@matazadainagon) February 20, 2022
上総広常は、頼朝の異母兄義平に従い活躍された武将なのですね。
かつてこんなかっこいい日向ぼっこを見たことがあるだろうか🥺#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/ycEW6dhaVG
— withM (@withM33) February 20, 2022
ありません!
有名な頼朝と上総殿の名場面😌
頼朝カッコイイぞ!!#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/9ufxok8Ker— 弾正 (@naoejou) February 20, 2022
盛り上がりましたね!
自分は浮気するくせに#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/CSqxvb6RXT
— アラライ (@ararai_ararai) February 20, 2022
(≧▽≦)本当ですよね!
奥州藤原氏第三代当主である藤原秀衡、
彼に幼い頃から匿われた源義経。しかし、ふたりの間は
「御館(みたち)」と「九郎」。若武者の出立の刻。
(御館って呼んだーーー!!って大河オタクの三谷幸喜氏に密かに喝采)#鎌倉殿の13人#炎立つ pic.twitter.com/yQSTd0ExSb
— かかまつ (@kakamatsukk) February 20, 2022
若武者の出立ですね。楽しみになってきました。
#鎌倉殿の13人 第7回。頼朝が本当に天に守られているかどうか賭けに出る上総広常と、また助かった頼朝。上総広常を上回る賭けに出て勝った頼朝はやっぱり天に守られているのかも。義経始動の少年漫画のヒーロー感に胸熱、兄の思いを引き継いだ義時の変化にもドキッとした回でした…!#鎌倉絵 #殿絵 pic.twitter.com/9VwLcM9RwN
— KEI-CO (@keico) February 20, 2022
良く分かる素晴らしい解説絵です。ありがとうございます。
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『鎌倉殿の13人』放送日
NHK総合『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後8時~午後8時45分
NHKBSプレミアム4K『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後6時~午後6時45分
NHK総合『鎌倉殿の13人』再放送時間
毎週土曜日午後1時05分~午後1時50分
さいごに
7話も、面白かったですね。
頼朝の二面性のギャップ。
浮気をする、思うようにならないと駄々をこねる、面倒くさい性格なのに生まれ持った気品と器のある頼朝のバランスが絶妙でした。
これまでいろんな人にお前だけが頼りと泣きついてた頼朝が上総広常にはガツンとかましましたね。
佐藤浩市さんの上総介広常が登場から源氏方につくまでの面構え、眼光の鋭さ、なんといっても強面で体も大きいから存在感も凄みも貫禄もありました。
そんな広常の凄みを見せきったあとの頼朝の一喝。お見事でした。
来週は、いよいよ鎌倉入りでしょうか?
どうぞ、お楽しみに!
以下に『鎌倉殿の13人』の関連記事をご紹介しておりますので是非併せてご覧ください。
・『鎌倉殿の13人』の撮影場所となったロケ地情報
・『鎌倉殿の13人』65人の登場人物のキャスト相関図
・『第1回』からのあらすじネタバレ記事
「更新あり」『鎌倉殿の13人』の登場人物65人のキャスト相関図と13人の覚え方
『鎌倉殿の13人』各回のあらすじはこちら
回 | 公式タイトル | 放送日 |
第1回 | 「大いなる小競り合い」 | 1月9日 |
第2回 | 「佐殿の腹」 | 1月16日 |
第3回 | 「挙兵は慎重に」 | 1月23日 |
第4回 | 「矢のゆくえ」 | 1月30日 |
第5回 | 「兄との約束」 | 2月6日 |
第6回 | 「悪い知らせ] | 2月13日 |
第7回 | 「敵か、あるいは」 | 2月20日 |
第8回 | 「いざ、鎌倉」 | 2月27日 |
第9回 | 「決戦前夜」 | 3月6日 |
第10回 | 「根拠なき自信」 | 3月13日 |
第11回 | 「許されざる嘘」 | 3月20日 |
第12回 | 「亀の前事件」 | 3月27日 |
第13回 | 「幼なじみの絆」 | 4月6日 |
第14回 | 「都の義仲」 | 4月10日 |
第15回 | 「足固めの儀式」 | 4月17日 |
第16回 | 「伝説の幕開け」 | 4月24日 |
第17回 | 「助命と宿命」 | 5月1日 |
第18回 | タイトル未発表 | 5月8日 |
第19回 | タイトル未発表 | 5月15日 |
第20回 | タイトル未発表 | 5月22日 |
最後までお読みくださり、ありがとうございます。