2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第19話では、義経(菅田将暉)が生きる張り合いがなくなり途方にくれるところで終わりました。
『鎌倉殿の13人』20話は、行き場を失った義経が奥州の藤原秀郷(田中泯)を頼るところから始まります。
今回は、『鎌倉殿の13人』20話「義経の覚悟」のあらすじをネタバレ!みどころと感想、と題してお届けしますので是非最後までご覧くださいね。

こちらの記事で以下のことが分かります。
・20話のあらすじをネタバレ
・みどころと感想
『鎌倉殿の13人』20話のあらすじをネタバレ!
【鎌倉殿の13人】頼朝も義経もいなくなったら物語がもつのかな・・・・#鎌倉殿の13人https://t.co/U2gsMdq2ea
— 大河ドラマ2ch (@2ch74137035) March 15, 2022
前回の『鎌倉殿の13人』19話「兄に会いたい」のあらすじをネタバレ!みどころとファンの評判とは?
『鎌倉殿の13人』20話のストーリー展開は次の通りです。
- 頼朝の脅威
- 義時の策略家としての顔
- 義経の覚悟

こちらの記事は、『鎌倉殿の13人』公式ガイドブックを元にまとめています。
鎌倉殿の13人 前編 (NHK大河ドラマガイド) [ 三谷 幸喜 ]

撮影秘話も掲載され、たのしいガイドブックです。
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20話登場人物の相関図
20話に登場するキャストを貼っておきます。ドラマを観られる際の参考になさってください。
20話あらすじ①頼朝の脅威
文治3(1187)年2月
義経はかつて庇護された藤原秀衡を頼って奥州へたどり着きます。
秀衡は奥州で強い勢力を持っています。
秀衡には、二人の息子がいて嫡男は国衡ですが、次男の泰衡が跡を継ぎ兄弟仲は悪い。
頼朝にとって奥州藤原氏は義経がいることもあり、最大の脅威(きょうい)となっています。
10月、秀衡に最期の時が迫っていました。
二人の息子に「兄弟で力を合わせよ。ふたりの間にヒビが入った時この平泉は滅ぶ」と言い含め、義経には「平泉を頼む」と言い残し、その生涯を閉じました。
文治5(1189)年閏4月。
義時(小栗旬)は、藤原秀衡が亡くなったあとの奥州の動きが気になっていました。
頼朝(大泉洋)に奥州行きを申し出ると、禍の元の義経を絶てと言います。
頼朝は泰衡に取り入り、たきつけて義経を討たせると言うのです。
泰衡が義経を討てば、頼朝が平泉を攻める大義名分が立ち、鎌倉の敵を一掃、新しい世を作ることができると考えています。
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20話あらすじ②義時の策略家としての顔
義時は平泉へ出立し、藤原館で、泰衡、国衡と会いました。
「あの者は、鎌倉殿に対して謀反をもくろんだ大罪人。かくまえば泰衡殿も同罪となりますぞ」
義経の引き渡し求める義時に、泰衡は
「今の九朗殿には鎌倉殿に刃向かうお気持ちはござらん。会えば分かります」と。
義経がいる衣川館(ころもがわたて)に行くと義経は畑仕事をして穏やかな暮らしぶりでしたが、義時の顔を見ると
「平泉に手を出してみろ。決して許さない」とすごみます。
翌朝、義時は再び義経に会いに行き、静の事を話しました。
捕らえられた静(石橋静河)は、鎌倉へ連れて来られ、妊娠が発覚します。生まれた子は男の子であった為殺されてしまい、その後静も行方知れずとなったと。
話を聞いた義経は怒りを持って案山子を切り捨てます。
離れたところで義経の様子を見ていた義時は狙い通りに事が運んでいることを確かめました。
翌日、義時は泰衡に会い、義時は国衡と挙兵するだろうと忠告します。
泰衡は「私は鎌倉殿に盾突くつもりはない」と。
義時はそれを証明するためには、義経の首を取り鎌倉殿に送り届けるよう迫ります。
泰衡は早速戦の支度をして、衣川館を囲みました。
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20話あらすじ➂義経の覚悟
この時、義経は義時をこっそり呼び、義時が平泉へきた目的を見破っていました。
「それが分かって何故…」と絶句する義時に
「この首で平泉が守れるなら本望だ」と。
義経は完璧な鎌倉の攻略法を書いた文を義時に託し、逃がします。
文治5(1189)年6月13日。
義経の首が鎌倉に届けられます。
頼朝は首桶を抱えて「九朗、九朗、すまぬ」と泣きました。
21話へ続く…

義経について詳しく知りたい方はこちらの著書をおすすめします。
電子書籍の安部龍太郎著の『天馬、翔ける源義経』
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『鎌倉殿の13人』20話のみどころと感想
- 義時の変貌
- 義経の覚悟
今回の義経の変貌ぶりを見てとっても驚いています😮
伊豆の田舎の豪族の次男として生まれ、蔵で米の計算をしているのが好きな、おとなしい青年でした。
周囲の人に気配りができ、少し頼りなげなところが頼朝はじめ皆に振り回されますが、それでも健気に自分の仕事を懸命にできる義時でしたね。
そんな青年が、頼朝の参謀として大きく育ち、今回の策略を平然とやってのけるようになったことが驚きです。
人って権力を前にするとこんなにも変貌するものでしょうか…?
そして、あっぱれなのは義経です。
義経は義時の策略を見抜いた上で、あえて自分の首で平泉が守れるならという覚悟をもっていました。
幼少から育ててくれて、この度も黙って受け入れてくれた秀衡への恩を感じていたのですね。
それに引き換え、頼朝!
これがその時代なんだと言われればそれまでですが、届けられた義経の首を見て泣くくらいなら、なぜもっと他の方法を考えなかったのかと悔やまれてなりません。
頼朝嫌いというとファンの方に怒られそうですけど、義経と泰衡をあそこまで追い詰めといて、何をいまさら…
泣きなや、自分!と言いたいです(思わず大阪弁が出てしまいました🙇)
天才武将と言われた義経は31歳の若さでした。
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SNSの感想

放送終了後にご紹介します。
『鎌倉殿の13人』放送日
・NHK総合『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後8時~午後8時45分
・NHKBSプレミアム4K『鎌倉殿の13人』リアルタイム放送
毎週日曜日午後6時~午後6時45分
・NHK総合『鎌倉殿の13人』再放送時間
毎週土曜日午後1時05分~午後1時50分
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さいごに
まとめます。
文治3(1187) 義経、奥州の藤原秀衡を頼る
文治3(1187) 藤原秀衡を亡くなる(66歳)
文治4(1188) 義経追討の宣旨、藤原泰衡に再び発せられる
文治5(1189) 義経、藤原泰衡に攻められ衣川館で自害(31才)
以下に『鎌倉殿の13人』の関連記事をご紹介しておりますので是非併せてご覧ください。
・『鎌倉殿の13人』の撮影場所となったロケ地情報
・『鎌倉殿の13人』65人の登場人物のキャスト相関図
・『第1回』からのあらすじ記事
「更新あり」『鎌倉殿の13人』の登場人物65人のキャスト相関図と13人の覚え方
回 | 公式タイトル | 放送日 |
第1回 | 「大いなる小競り合い」 | 1月9日 |
第2回 | 「佐殿の腹」 | 1月16日 |
第3回 | 「挙兵は慎重に」 | 1月23日 |
第4回 | 「矢のゆくえ」 | 1月30日 |
第5回 | 「兄との約束」 | 2月6日 |
第6回 | 「悪い知らせ] | 2月13日 |
第7回 | 「敵か、あるいは」 | 2月20日 |
第8回 | 「いざ、鎌倉」 | 2月27日 |
第9回 | 「決戦前夜」 | 3月6日 |
第10回 | 「根拠なき自信」 | 3月13日 |
第11回 | 「許されざる嘘」 | 3月20日 |
第12回 | 「亀の前事件」 | 3月27日 |
第13回 | 「幼なじみの絆」 | 4月6日 |
第14回 | 「都の義仲」 | 4月10日 |
第15回 | 「足固めの儀式」 | 4月17日 |
第16回 | 「伝説の幕開け」 | 4月24日 |
第17回 | 「除名と宿命」 | 5月1日 |
第18回 | タイトル未発表 | 5月8日 |
第19回 | タイトル未発表 | 5月15日 |
第20回 | タイトル未発表 | 5月22日 |

最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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