着崩れない長襦袢と着物の着付け!長襦袢にひと工夫で初心者さんも簡単に!

着物

お洋服の感覚で、普段に着物で出かけられたら、おしゃれの選択肢が増えますよね。

自分で着物が着れれば、美容院に行かなくても、着付けの先生にお願いしなくても、出かけたいと思ったときにサッと着れます!

こちらでは、便利な和装小物を使って、着崩れない長襦袢と着物の着付けをできる限り簡単に着られる方法をご紹介します。

長襦袢のひと工夫も併せてご紹介しますので、初心者さんも大丈夫です!

お任せください!

それでは、ご一緒にやって行きましょう。

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着物を着るということ

日常にさりげなく和の装いを取り入れることは、生活に彩りを添えます。

着物という、素晴らしい文化の国に生まれたことを楽しめると良いですね。

きっと、今までとは違った魅力をかもし出すご自分に出逢えますよ!

久しぶりに箪笥のなかを開けてみませんか?

また、これから着物を作られる方は、まずは気軽な、小紋や紬など普段着といわれる物から入られたら良いですね。

最初に長襦袢、そのあとに着物の着付けをご紹介します。

 

長襦袢と着物の前準備

必要な和装小物を揃えて、あらかじめウエストベルトとコーリンベルトの長さを合わせておきます。

 

用意するもの

長襦袢着物と以下10点の和装小物を用意します。

  1. 和装ワンピース
  2. 足袋
  3. 補正パット
  4. 衿芯
  5. 伊達締め
  6. ウエストベルト
  7. コーリンベルト2本
  8. 帯板
  9. 着物クリップ
  10. 和装ブラジャー

着物を着る時に必要な物  イラスト

バストの豊かな方は、和装ブラジャーを付けることをお勧めします。
豊かなバストが帯の上にドンと乗るのを防げます。
服の場合は真ん中に寄せますが、着物の場合は逆で、両端に寄せてバスト全体を平らにすると、美しい着姿になります!

 

綺麗なボディを作る、和装小物の詳しいことはこちらをご覧ください。。

 

 

1.図のように足袋を履く

足袋の履き方

 

2.和装ワンピースを着る

和装ワンピースのイラスト

 

 

3.衿芯を入れる。

図のように長襦袢の左身頃を逆さに持ち、衿芯を入れて行く。

衿芯入れるイラスト

 

4.あらかじめウエストベルトの長さを合わせておきます。

前から合わせて後ろで交差させ脇から約15cm出す

ウエストベルトを合わせるイラスト

 

5.2本のコーリンベルトの長さをあわせておく。

おおよそ脇から脇まで。きつかったり、緩い場合は加減する。

コーリンベルトの合わせ方のイラスト

 

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着崩れない長襦袢の着付け

長襦袢の着付けのポイントは、衿あわせと衣紋の抜き加減です。

ここを押さえるとあとの着物も美しい着姿になります。

こちらでは、長襦袢にヒモと衣紋抜きをつけて初心者さんも簡単に着れるように進めていきます。

(ヒモと衣紋抜きについては後に説明しています)

 

1.長襦袢の衿を持って後ろで持ち、片方の肩から乗せて行く。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト1-➀

着崩れない長襦袢の着方のイラスト1-③

着崩れない長襦袢の着方のイラスト1-➄

着崩れない長襦袢の着方のイラスト1-➃

 

コートを着るように前から回しながら着ても良いですが、着物は繊細な物ですので、身八口や袖付けなどが破れる心配があります。
長襦袢を後ろ手で持ち、片方の肩から優しく乗せて行くと、所作としても美しいです。
一度覚えて、慣れてくると流れるようにできるようになります。

 

2.体の正面で左右の衿の長さを揃える。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト2

 

3.片方の手で衿を持って、片方の手で背縫いをつまんで下に引いて、衣紋(えもん)をこぶしひとつ分あける。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト3

 

4.のど元のくぼみ(赤い印)で衿が合わさるように下前の衿を合わせる。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト4

 

5.上前の衿を重ねて衿元を決める。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト5-2

えりの端はバストトップにかかるように合わせると着崩れない。

長襦袢の7-2 (2)

 

れい
れい

・衿元の合わせ方はとても大事です!

・たとえば、衣紋は大目に抜いても、前のえり合わせはのど元を基準に合わせること。

そうすると、お品の良い着姿になります。

・えりの端はバストトップにかかるように合わせると崩れにくくなります。

 

6.両方の身八口からヒモを出して、後ろの衣紋抜き通し、背中で交差させてキュッと締める

着崩れない長襦袢の着方のイラスト6-2

 

かわせみさん
かわせみさん

ヒモと衣紋抜きってなに?

れい
れい

かわせみさん、よく気づいてくれました。

着物の土台である長襦袢が着崩れないために、あらかじめヒモと背縫いに衣紋抜きをつけておきます。

これだけで衿元の崩れを防げますよ。

 

ヒモと衣紋抜きの付け方はこちらをご覧ください。

 

7.しっかり結んでヒモの端はからげておく。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト7

 

8.ヒモの上と下のシワを両脇によせておく。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト8 長襦袢の背中シワ伸ばす

 

9.伊達締めを脇ますべらせるように合わせる。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト9 伊達締め合わす

 

10.後ろで交差させて前で結ぶ。結び目はからげておく。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト10 伊達締め

 

11.長襦袢の着付け完成!

着崩れない長襦袢の着方のイラスト11 長襦袢完成

かわせみさん
かわせみさん

いよいよ、着物の着付けだね!

れい
れい

かわせみさん、そうですね。

楽しみながらやっていきましょう!

 

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着崩れない着物の着付け

ひとりでもきちんと着られる基本をご紹介します。

ウエストベルトと、2本のコーリンベルトで苦しくない着付けが出来ます!

 

1.広えりの着物はえりの中心でホックか糸で幅を半分にする。

長襦袢と同じく後ろ手で持ち片方の肩にかける。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト1 着物羽織る

 

2.長襦袢のたもとを持って片方ずつ袖を通す。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト2

 

3.着物と長襦袢の袖を揃える。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト3 

 

4.かけえりえり先を揃える

着崩れない長襦袢の着方のイラスト4 

 

5.片方に手で背縫いをつまんで、片方の手でえりを持ち上下に2回ほど動かす。
衣紋をこぶしひとつ分定めて抜いて、長襦袢と着物のえりをクリップで止める。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト5 着物 クリップ止める

 

6.片方の手で背縫いを持ち、片方の手でえりを持って、一旦裾線を水平に持ち上げて床すれすれの長さにおろす。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト6 裾線きめる

 

7.上前のえり先を腰骨に合わせて、前幅を決める。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト7

この時に、上前がかぶり過ぎたら両方開いて右方向に引いて、上前の身幅を狭くする。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト7-2

 

8.上前を開けて下前を腰に巻き付けて、裾を上げる

着崩れない長襦袢の着方のイラスト8 きもの裾線

 

9.ゆるめないように上前を重ねて、裾線を上げる。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト9

 

10.ウエストベルトの中心を持って、前身頃の中心に合わせて後ろで交差させて前で止める。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト10 ウエストベルトをあわす

着崩れない長襦袢の着方のイラスト10-2

着崩れない長襦袢の着方のイラスト10-3

 

11.止めた下側の左側を斜め上に上げる。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト11

 

れい
れい

ここ大事です!

下側を左斜め上に上げることによって伊達締めで調整しなくてもおはしょりがまっすぐに揃います。

なにより、一本でも体を締めるヒモが減ると一日中着てもラクなのです!

 

12.身八口から手を入れておはしょりをならす。
上下にトントン、横にスー。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト12

 

13.後ろも同じように、上下にトントン、横にスー。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト13

 

14.下前のおはしょりを一旦引き出して、えりを整えながら左ななめに内折りにする。

えりを2㎝折ってコーリンベルトで止める

着崩れない長襦袢の着方のイラスト14

着崩れない長襦袢の着方のイラスト14-2 おはしょりを止め-る

着崩れない長襦袢の着方のイラスト14-3

 

15.①で止めたコーリンベルトをバストの下を通って、左のおはしょりから出して背中を通って右の身八口を1㎝折って止める。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト15

着崩れない長襦袢の着方のイラスト15-2

 

16.上前のえりを整えながら2cm折ってコーリンベルトを止める(止める位置はバストの下)

着崩れない長襦袢の着方のイラスト16

 

17.背中を通って左の身八口を1cm折って止める。

着崩れない長襦袢の着方のイラスト17

着崩れない長襦袢の着方のイラスト17-2

 

このコーリンベルト2本使いの方法は、毎日着物を着て働く着物コディネートの先生に教えて頂きました。
コーリンベルトを2本使うことで衿が詰まり過ぎることなく、美しい衿元が保たれます。
18.これで完成です!
伊達締めは使いません。
もう一度鏡で全身を写して確認します。
着崩れない長襦袢の着方のイラスト 着物完成

 

次は帯結びですね。

名古屋帯の帯結びはこちらをご覧ください。

 

袋帯の結び方はこちらをご覧ください。

 

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まとめ

以上、着崩れない長襦袢と着物の着付けをご紹介しました。

おさらいです。

・長襦袢はヒモと衣紋抜きをつけて着崩れない土台をつくること

・着物ではウエストベルトと2本のコーリンベルトを使って苦しくなく、美しい着姿を保つこと。

初心者さんも少し練習すれば、流れるようにできるようになります。

ゴールは着物を着て出かけたいと思ったときに自分でサッと着れること!

よろしくお願いいたします。

 

 

 

コメント

  1. […] 長襦袢の着付けはこちらを […]

  2. […] ウエストベルトの使い方はこちらを。 […]

  3. […] 肌着から長襦袢、着物の着付けはこちらをご覧ください。 […]

  4. […] たまには着物を着てみたい、着物を着てぶらっと街を歩いてみたい、でも、着物は難しい、ちょっと不安、という事はありませんか? こちらでは、『美しく着こなすための』着物のいくつかの決まり事、しきたりと格と種類について解説します。 基本… スポンサーリンク 着付けが格段に簡単になる、あると便利な和装小物とその使い方をご紹介します! 着崩れない長襦袢と着物の着付け!長襦袢にひと工夫で初心者さんも簡… ホーム着物の基本 スポンサーリンク […]

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