窪田正孝が主演男優賞受賞!朝ドラ『エール』はどんな物語?

窪田正孝が主演男優賞受賞!朝ドラ『エール』はどんな物語? ドラマ

2020年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「エール」。主人公を演じた窪田正孝さんが様々なドラマ賞の主演男優賞を受賞したことでも話題になりましたよ。

今回は朝ドラ「エール」について紹介します。

朝ドラ エールとは?

朝ドラ エールとは、生涯で5000にも及ぶ曲を作曲したとされる作曲家、古関裕而さんと、その妻である声楽家、金子さんをモデルに、作曲家とその妻の生涯をフィクションとして描いた作品です。放送された2020年はコロナウイルスの流行が始まった年。エールもその影響で撮影中断の期間があったため、放送期間は3月30日から11月27日まで、奇しくも放送期間が半年間を超える作品となりましたよ。

エール キャストは?

エール キャストは、主人公の古山裕一役に「繊細さと大胆さ、強さと弱さの両面を併せ持ち、幅広い人間性を演じることができる演技力」を評価され、窪田正孝さんが選ばれました。情熱的で行動力のある女性とされるヒロインの関内音役は4作ぶりのヒロインオーディションを経て、熱演と歌唱力が評価された二階堂ふみさんとなりましたよ。他には唐沢寿明さん、菊池桃子さん、森山直太朗さん、山崎育三郎さん、志田未来さん、薬師丸ひろ子さん、松井玲奈さん、森七菜さん、柴咲コウさん、ハナコ岡部さんらが出演。語りは津田健次郎さんが務めました。

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エールのあらすじ

1909年、福島県で代第呉服店を営む家族に、待望の男の子として生まれた主人公、古山裕一。店の跡取りとして育った裕一は、しかし蓄音機で聞いた音楽に心を奪われ、初めて作った曲を当時の担任に褒められたこともあり音楽家の道を志すようになります。成長後、商業学校に進学するも音楽に熱中して四年生を落第してしまった裕一は、家の商売も苦しくなったことから権藤家の養子となって川俣銀行に就職。そんな中でも音楽の道を諦めなかった裕一は、幼馴染の村野鉄男から国際作曲コンクールへの応募を勧められ、更に同コンクールで史上最年少での入賞を果たしました。

結婚を決意する裕一と音

教会で世界的なオペラ歌手、双浦環の歌声に魅了され、歌を習い始めた関内音は、後に裕一のコンクール入賞を知り、彼と文通を開始。一躍時の人となっていた裕一ですが、大量のファンレターの中で裕一の音楽そのものを褒めてくれたのが音だけだったこともあり、二人は文通を経て恋に落ち、初対面を果たした際には互いに見惚れ、結婚を決意しました。福島と豊橋という長い距離の恋、更に双方の家族の反対もあった中、紆余曲折を経て無事に結婚を果たしました。

娘の誕生

上京して音楽学校に入学した音と、コロンブスレコードとの専属契約にこぎつけた裕一。二人は東京で新生活を開始します。なかなか曲が採用されない苦しい時期も経験した裕一は、音の支えもあって念願の作曲家デビュー、更にレコードの大ヒットも実現させました。一方、様々な苦労の末に舞台劇「椿姫」の主演を勝ち取った音は、同時期に妊娠が判明。「子どもが死にそうになっても舞台に立つのがプロ」という環の言葉に衝撃を受け、「自分には無理だ」と椿姫を降板し音楽学校を退学。その半年後に長女の華が誕生しました。

戦争の中、裕一は……

次第に安定した地位を築いていくこととなった裕一。日中戦争が勃発した頃には、戦時歌謡で有名となり、ニュース歌謡などの需要で多忙となっていました。更に続いていく戦争の中で、妻の音も音楽挺身隊に参加。裕一の元には召集令状が届きますが、作曲の国への功績が評価され即刻解除に。しかし自分だけが除隊された後ろめたさや、自分が作った曲が人々を戦争に駆り立てて多くの若い命を奪ったという自責の念に苛まれ、次第に「音楽が憎い」とまで思うように。一度は作曲の筆を折ってしまった裕一、それでも周囲の人の支えなどを受け、音楽家として再起していきます。

最後に

今回は朝ドラ エールについて紹介しました。

「六甲おろし」などを作った古関裕而さんをモデルとした本作。皆さんもこの機会に是非一度見てみてくださいね!

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