『アナと雪の女王』のスタッフ陣が織りなす、ディズニー100周年の集大成となる新たなミュージカル作品・ディズニー ウィッシュ。ディズニー作品で描かれることが多かった「願い」というテーマを、どの作品よりも真正面から描くディズニー ウィッシュは「どんな願いでも叶う」というファンタジーの世界が舞台になっています。
ディズニー ウィッシュのヒロインは【アーシャ】
ディズニー ウィッシュのヒロインは、どんな願いも叶うという国・ロサス王国で暮らす少女・アーシャ。子ヤギのバレンティノと願い星のスターとともに、ディズニー史上”最恐”といわれる悪役・マグニフィコ王と対立します。
ディズニー ウィッシュのヒロインはプリンセスではない
実はディズニー ウィッシュのヒロイン・アーシャは、プリンセスではありません。『アナと雪の女王』も手掛けているディズニー ウィッシュの制作スタッフは、今回の物語にプリンセスは必要ないと感じたそう。ディズニー ウィッシュのヒロイン・アーシャは、ごく普通の女の子でありながらも、強い思いを抱き行動できる主人公。自分のためだけではなく、祖父やまわりの人たちを思って願う、心優しいヒロインでもあります。
ロサス王国では、18歳になるとすべての願いをマグニフィコ王に捧げなければなりません。しかし強い心を持ったアーシャは、自分の願いを自分で叶えるという思いを信じ、突き進みます。
相棒・スターは「声を出さない」設定
ディズニー ウィッシュには、アーシャの相棒的存在として流れ星のスターというキャラクターが登場します。スターは声のない設定で、そうしたのにも重要な理由がありました。
スターは、アーシャが願ったことで舞い降りてきたキャラクター。スターが喋ってしまうと、アーシャに全て答えを教えてしまう存在になるのではないかと制作側は感じたそう。アーシャが自分自身で道を切り開いていけるよう、そして視聴者がスターの考えていることも推測しながら物語を楽しめるよう、スターに声を与えなかったのだそうですよ。
ディズニー ウィッシュの悪役は【マグニフィコ王】
ディズニー ウィッシュの悪役は、マグニフィコ王というロサス王国の国王で、魔法使いでもあります。独学で魔法を習得し、平和で豊かな国を作り上げた偉大な人物。しかしこのマグニフィコ王、ディズニー史上”最恐”の悪役といわれるほどインパクトの大きいキャラクターなのだそう。
なぜマグニフィコ王は”最恐”といわれるのか
ディズニー ウィッシュの悪役・マグニフィコ王はディズニー史上最も極悪なヴィランといわれています。
ストーリー上では、国民が18歳になると捧げられる願いを秘密の部屋で大切に保管します。そして、定期的に行われる「願いを叶える儀式」によって、18歳を過ぎた大人たちに還元していくのです。しかし、マグニフィコ王は人々の願いを返してはいませんでした。国民の願いは国に悪影響を及ぼすと考えるマグニフィコ王は、自分の名誉と地位を守るため、願いを永遠に叶えることはありませんでした。
意外と支持者も多い!
ディズニー史上最も極悪な悪役といわれるマグニフィコ王ですが、以下のようにマグニフィコ王を支持する意見もあるようです。
- ロサス王国が平和なのはマグニフィコ王が願いを選別してきたから
- 国がより良くなる願いは叶えてあげている
- 国民は国の平和という恩恵を受けてきているはず
- 人々は自分たちで願いをかなえる努力をしないがマグニフィコ王はしている
このように、マグニフィコ王にも善の要素があるという考えもあるのですね。
まとめ
ディズニー ウィッシュのヒロイン・アーシャと、史上最悪の悪役といわれるディズニー ウィッシュ・マグニフィコ王についてご紹介してきました。新作・ディズニー ウィッシュにはプリンセスが出てこないというのも驚きでしたが、マグニフィコ王に対する評価も様々で興味深いですね。ぜひ映画を見て、それぞれのディズニー ウィッシュを感じられたらと思います。