城北高校に花束と手紙を送った人は誰?内容は?クラスター発生で感動秘話

高校の教室 エンタメ

2021年2月7日、新型コロナウイルスのクラスターが発生した城北高校に、22個の花束と手紙が届けられました。

城北高校は今年1月末にクラスター発生。
その後、ネットの掲示板やSNSでの誹謗中傷を相次ぎました。

そんな中を22個の花束と手紙が届きました。

コロナ以来、久々の心あたたまる明るいニュースでした。

1月の城北高校のクラスター発生後に届いた、22個の花束と手紙の内容を紹介します。

花束と手紙が届いた城北高校とは?

薔薇の花束

城北高校は静岡県葵区にある県立高校です。

城北高校(じょうほくこうこう)基本情報
1903年 女学院として開校
2005年 男女共学になる
男子 365名 女子 467名(2020年現在)
学科    普通科・国際科

2021年1月26日に生徒や教職員の感染が確認、1月28日にクラスターに認定されました。

静岡市は2月以降は感染者が出なかったことから2月5日にクラスターの収束を宣言したので、2月8日から生徒たちは登校しています。

誹謗中傷は、学校への管理責任を問う内容や、「受験会場に来ないように」と求める電話、ネットの書き込み10件以上。SNSには、実名を挙げた事実無根の書き込みもあったようです。

また、その影響は家庭にもおよび、ある保護者は住んでいるマンションの住人から「エレベーターの使用を控えるように」と求められたことも報告されています。

城北高校に22個の花束と手紙

高校の机と辞書

城北高校によると、2月5日に地元の花屋さんから、誹謗中傷の報道を見た人から「学校に花を贈りたいからクラス数を教えてほしい」と問い合わせがあったとのこと。

そして、2月7日夕方に、職員室と全クラス分の22個の花束が届けられたそうです。

贈り主の方は、匿名の善意の市民の方。

そして、添えられた手紙の内容はこちらです。

社会に出ると、理不尽なことでお心を痛めることが、きっとたくさんあるでしょう。でも、味方になってくれるひと、支え励ましてくれるひとは、必ずいます。夢と希望を抱き続けて、ご自身の道をたゆまず歩んで行ってくださいね。

 校長先生始め教職員の皆さま ご自身もお大切になさって、お力を尽くしてくださいますよう。(一部抜粋)

引用:ライブドアニュースhttps://news.livedoor.com/article/detail/19675068/

誹謗中傷に心を痛めている生徒と教職員の方々に花束をと思われた発想もステキですが、あたたかさあふれる文面に素晴らしいお人柄がしのばれ、感動しました。

贈り主の方は、もしかしたらご自身も大病をされ、大変な思いの中を乗り越えられ、だからこそ人の痛みが分かる方ではないでしょうか?

今や、誰が感染してもおかしくない状況です。

感染者の最初のひとりになりたくないのは、皆、同じ思いです。

感染者になった人は、被害者だということを決して忘れてはいけないと思います。

心ない言葉を投げつける人、温かい言霊を紡ぐ人

私も後者でありたいと思います!

まとめ

以上、城北高校のクラスターが発生から22個の花束と手紙が届くまでについてご紹介しました。

善意の方の手紙は、誹謗中傷する人を責めることなく、「社会に出れば理不尽なこともたくさんある。そして味方も必ずいる」という素晴らしい内容です。

現在も誹謗中傷は続いているようですが、 渡辺紀之校長(57)によると、卒業生などから、「城北高はいい学校。頑張れ」などの応援メッセージが届き始めているといいます。

また、「花束で生徒や職員たちは大変勇気づけられた。贈り主に直接お礼が言えないのは残念。非常に感謝している」とも話しているそうです。

日本は元々「和を以て貴しとなす(わをもってとおとしとなす)」(和をなによりも大切なものとしなさいと言う意味)の精神を重んじる国です。

こんな大変な時だからこそ、和の心を持ち、この方のように素晴らしい慈愛の心でこの難局を乗り越えたいと思います。

今日はこんな感じでお伝えしました。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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