阿部寛主演で映画化とんびのあらすじと感想!2022年3月の試写会を観てきました

2022年4月8日(金)全国公開 映画とんび あらすじと感想 のアイキャッチ画像 映画

映画『とんび』が2022年4月8日全国公開されます。

原作は直木賞作家の重松清さんのベストセラー小説で、累計60万部のヒットを記録しました。

今回は、阿部寛主演で映画化とんびのあらすじと感想!2022年3月の試写会を観てきました、と題してお届けします。

メガホンを取られたのは、「」「護られなかった者たちへ」の瀬々敬久監督

命を吹き込むのは、阿部寛さんと北村拓海さんです。

2022年4月8日(金)全国公開 とんび 映画 試写会のフライヤーを撮影した写真

とんび 映画 試写会のフライヤーを撮影

れい
れい

私、れいが実際に『とんび特別試写会』を観てきた感想を含めて『2022年とんび』のあらすじとみどころをご紹介しますので是非、最後までご覧くださいね。

『とんび映画2022』あらすじ

北村拓海さんがナレーションの最新の動画をお楽しみください。

れい
れい

主演のアキラを演じる北村拓海さんが語ると臨場感がありますね。

2022年4月8日(金)全国公開 映画『とんび』ポスターを撮影した写真 阿部寛 北村拓海 安田顕 杏 薬師丸ひろ子 麻生久美子 大島優子

2022年4月8日(金)全国公開 映画『とんび』ポスター

画像引用:公式サイト

かわせみさん
かわせみさん

公式サイトのあらすじをご紹介します。

映画版『とんび』公式サイトのあらすじ

日本一不器用な男・ヤスは、愛する妻・美佐子の妊娠にも上手く喜びを表せない。幼い頃に両親と離別したヤスにとって、“家族”は何よりの憧れだった。時は昭和37年、瀬戸内海に面した備後市。アキラと名付けた息子のためにも、運送業者で懸命に働くヤスだったが、ようやく手にした幸せは、妻の事故死によって脆くも打ち砕かれる。悲しみに沈むヤスだったが、人情に厚い町の人々に叱咤激励され、彼らの温かな手を借りてアキラを育ててゆく。
時は流れ、高校3年生になったアキラは、東京の大学を目指し合格を勝ち取る。だが、別居の寂しさを素直に伝えられないヤスは、「一人前になるまで帰って来るな!」とアキラを突き放す。そして昭和63年、久々に再会したヤスと大人になったアキラだったが──。

引用元:『とんび映画』公式

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『とんび映画』印象に残ったシーンとは?

2022年3月に【映画とんび】の特別試写会に当選し、全国公開より一足早く観てきました。

2022年4月8日(金)全国公開 映画とんび 試写会の劇場ポスターを撮影 阿部寛 北村拓海

試写会の劇場ポスターを撮影

映画版の感動部分は沢山あるのですが、私が一番印象に残ったのは、
予告動画でもすこし映る海のシーンです。

雪が舞い落ちる海辺で、幼いアキラの背中に手を当て、麿赤兒(まろあかじ)さん演じる海雲が名言を残します。

「ヤス、お前は海になれ!」

これから、男手ひとつでアキラを育てていくヤスさんとアキラに贈る和尚のあたたかい言葉です。

心にズシーンと響きました

こちらの動画でもご覧頂けます。

(ここからネタバレを含みますのでご注意くださいね)
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【ネタバレ注意】感想①アキラの誕生と母の死の真相

2022年4月8日(金)全国公開 【映画とんび】 アキラのお宮参りのシーン 阿部寛 麻生久美子

アキラのお宮参りのシーン

画像引用:公式サイト

時は昭和37年。
ヤスさんと妻美佐子さん夫婦の間に一人息子、アキラが生まれます。

3人は幸せに暮らしますが、ある日、不慮の事故で美佐子さんが亡くなってしまいます。

小学生になったアキラは父に母の死の真相を聞きます。

事実を隠してヤスさんは優しい嘘をつきます。

その優しい嘘を信じたアキラは思春期になってヤスさんを罵倒します。

親父おやじが死ねばよかったんじゃ、お母さんの代わりに」

予告動画でもありますね。

このセリフを坊主頭の北村拓海さんが毒づくシーンは、反抗期の男の子のリアリティに溢れてました。

反抗期の子供って、どうしてあぁも人が変わったように親に毒づくんでしょうね(≧◇≦)

毒づかれても、黙って耐えるヤスさんです(エライ!)

【ネタバレ注意】感想②アキラに抜かれるヤスさん

アキラは、早稲田大学に合格し、東京で暮らすことに。

それまでにも、どうしても子供の巣立ちが受け入れられないヤスさんを、またもや仲間たちが寄ってたかって助けます。

ある日、20歳になったアキラに宛てて、海雲和尚が臨終間際に書いた手紙が息子さんの照雲さんから届きます。

その手紙で初めて母の死の真相を知るアキラです。

この手紙は、海雲演じる麿赤児(まろあかじ)さんのナレーションで、アキラとヤスさんを思う、海雲和尚の愛情いっぱいの文面でとても感動しました。

そして、出版社の入社試験の時にアキラはその手紙を元に作文を書き見事採用されます。

何年か後に、上京したヤスさんに編集長(豊原功補さん)を通して読むことになります。

ヤスさんの嘘を20歳の時に知ったアキラは、その後一切、母の話をすることはありませんでした。

そのことにヤスさんは号泣し、はじめて息子に抜かれたと思うのでした。

映画は、北村拓海さんのナレーションで始まるのですが、途中からその全てが入社試験時に書いたこの作文だったことに気づきました。

その為、物語は、現代と昔を行き来しますが、それも自然な流れでヤスさんとアキラ、周囲の人たちの人生が観る人の心に静かに沁み込んでいきます。

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【ネタバレ注意】感想➂令和へと続く物語

2022年4月8日(金)全国公開 【映画とんび】 アキラと由美、健介3人のシーン 北村拓海 杏

アキラと由美さん、健介3人のシーン

画像引用:公式サイト

アキラは、出版社の先輩の由美さんとの結婚報告する為、備後を訪れます。

描いていた息子の嫁とは少し違う由美さんに戸惑うヤスさん。

ここでも、アキラを我が子のように育てた人たちが、その結婚を応援するために一芝居打ちます。

ヤスさんはまんまとハマってしまい、言葉は乱暴ながらも由美さんを思う名セリフを発します。

れい
れい

このヤスさんのセリフはハンカチ要りますよ~。
由美さん役の杏さんも、とても優しい雰囲気で演じられていて思わず涙しました。

物語は、令和へと続き、良い年を取ったアキラと由美さん、そして大きくなったふたりの子供たちがヤスさんの家で集まって遺影の写真を選んでいます。

写真の中のヤスさんを見て驚きました。年を取ったヤスさんのクオリティが素晴らしいのです。

れい
れい

阿部寛さんが本当におじいさんになったのかと見まがうほどでした。

ラストは海での家族のシーンで、親子をゆずさんの主題歌「風信子(ヒヤシンス)」が美しく包みます。

✨✨✨✨✨✨

『とんび』は、親と子、そして孫までの長い歴史を描くことで、家族の不変の愛、絆をより強く感じる作品です。

子育ては楽しみもありますが、巣立つときの寂しさや、成人してからも親の思いが伝わらなかったり…やはり人の子を一人前にするまでには苦労が伴います。

その寂しさや、やるせなさを時には滑稽に、時には恥ずかしくなるほどアキラのために生きたヤスさんを阿部寛さんが熱演しました。

ストレートな親の愛がズシリと心に響いて、胸があつくなり、改めて親孝行しなければと思いました。

ヤスさんは、皆に「とんびが鷹を生んだ」と言われますが、男手一つで只々子どもの幸せだけを願い、奮闘し、立派に育てあげたヤスさんはとんびではなく、鷹そのもの。

またそんなヤスさんに育てられたアキラも鷹、ふたりは素晴らしい「父子鷹おやこだか」だと私は思いました。

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【とんび映画】みどころ

2022年4月8日(金)全国公開 【映画とんび】阿部寛と北村拓海のお祭りのシーン

阿部寛さんと北村拓海さbbのお祭りのシーン

画像引用:公式サイト

映画『とんび』のみどころ
  • 原作にオリジナルストーリーが展開されること
  • 親と子、周囲の人の愛の描写
  • 昭和の地方の街並みが美しく映えるハイクオリティなセット。
    特に看板など美術装飾にこだわって撮影されているところ

 

「とんび」は過去に2回放送されました。

私は、2013年の内野聖陽さんと佐藤健さん親子を観て、主演の二人は勿論、子役の愛らしさ、演技力の素晴らしさ、ヤスさんと仲間達の情の深さに毎回涙しました。

映画は2時間ちょっとで集約されていますが、10話まであるドラマは時間が長い分、きめ細かい描写が楽しめます。

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【とんび映画】感動秘話

2022年4月8日(金)全国公開 映画 とんび たえ子の店夕なげに集まるシーン 阿部寛 安田顕 木竜麻生 吉岡睦夫 

たえ子の店夕なげに集まるシーン

画像引用:公式サイト

たえ子さんの店「夕なぎ」で阿部寛さんがお酒を吹き出すシーンがあります。

普通なら水をつかうところですが、阿部さんは、コロナ感染を懸念して自ら70度と90度の2種類のお酒を買ってきて調合して撮影に挑んだそうです。

北村拓海さん曰く、お酒というより、ほとんど燃料のようなものだったと( ゚Д゚)💦

これを役者魂というのでしょうね。
役者さんて、凄いです!

益々阿部寛さんが好きになりました(#^^#)

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『とんび映画2022』作品情報

2022年4月8日(金)全国公開 映画とんび ヤスさんとアキラが並ぶシーン 阿部寛と北村拓海

ヤスさんとアキラが並ぶシーン

画像引用:公式サイト

『とんび映画2022』作品情報
タイトル『とんび
公開日2022年4月8日
監督瀬々敬久
主演阿部寛・北村拓海
上映時間139分
配給KADOKAWA、イオンエンターテイメント
主題歌ゆず書き下ろし「風信子(ヒヤシンス)」

『とんび』映画のキャストについては、こちらで詳しく書きましたので、是非ご覧ください⬇️⬇️⬇️

【映画とんび2022】登場人物20名のキャスト相関図!配役の阿部寛とほかも公開前に紹介

『とんび』の原作について

原作重松清さんの「とんび」は、累計発行部数60万部を突破したベストセラー小説です。

重松清さんの小説は、表現がとてもやさしいのが魅力でお人柄なのでしょうね。

映画の上映にはまだ少しありますので、素晴らしい原作を読んでみられませんか?

まずは小説で「天下無敵の親バカ」のヤスさんを知っておかれると、映画版でも親しみが持てるのではないでしょうか。

映画公開前に、小説『とんび』でも、市川親子の家族愛をたっぷり堪能してください。

かわせみさん
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まとめ

試写会を楽しんで…。

この物語の素晴らしいところは、ヤスさんとアキラだけにフォーカスするのではなく、町の人々の物語もあり、ラストに向けてそれぞれの物語で感じたことを集約していくところです。

それぞれの親子の形を是非劇場でご覧くださいね!

そして、昭和の時代の舞台設定にもご注目ください。

また、撮影場所ロケ地については、原作者の重松清さんの故郷の岡山の笠岡市など8市で行われました。

そのロケ地に、塗装した機関車を登場させたり、昭和30年代の自動販売機があったりと美術担当の人たちが頑張ったようです。

撮影場所となったロケ地については、18ヵ所のロケ地を60枚の写真と地図で詳しく書きましたので是非併せてご覧くださいね。

『とんび』映画の撮影場所となったロケ地の岡山県18ヵ所を60枚の写真と地図でまとめてみた!

また、照雲さん役の安田顕さんが「ハザードランプ」で主演をされてます。4月15日上映です。(とんびの上映の翌週ですね)

こちらに「ハザードランプ」のキャストについて書きましたのでご覧ください。

『ハザードランプ』映画のキャスト14名を19枚の写真で相関図にまとめてみた!
れい
れい

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

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