沖縄の本土復帰50周年を記念して制作された、NHK朝の連ドラ『ちむどんどん』。
ちむどんどん キャストの中でも、自然な佇まいで独特な存在感を放つ主人公の夫役・宮沢氷魚（みやざわひお）さんに注目された方も多いのではないでしょうか？
今回は、話題作への出演が続く、若手注目株の俳優・宮沢氷魚さんが、今後どのような役に挑戦するのかを紹介していきます！
宮沢氷魚（みやざわひお）のプロフィール・経歴
まずは、宮沢氷魚さんのプロフィールや経歴について簡単に紹介していきます。
プロフィール
- 生年月日：1994年4月24日
- 出身地：アメリカ合衆国・カリフォルニア州
- 家族構成：父（宮沢和史）、母（光岡デュオン）、弟、妹
- 事務所：レプロエンタテイメント
経歴
4人組ロックバンドTHE BOOMのボーカル・宮沢和史さんと、ハーフタレントでパーソナリティの光岡デュオンさんの長男として誕生した、宮沢氷魚さん。
”氷魚“（ひお）という名前は本名で、鮎の稚魚の事こと指します。釣り好きなお父様が「どんな環境でも生きていける琵琶湖の氷魚のような人になってほしい」という想いから命名されたそうですよ。幼稚園から高校までインターナショナルスクールに通っていたため、英語が堪能で、日本語の方がぎこちなくなるそうです。
父のライブをきっかけに、芸能界に興味を持った氷魚さんは、現在の事務所へご両親のことを隠して履歴書を送ります。2015年には「MEN‘S NON-NO」の専属モデルオーディションでグランプリを獲得し、184㎝の長身を生かしてモデル活動を開始。2017年にドラマ『コウノドリ』で俳優デビューを果たします。
出演作が続々公開で宮沢氷魚の新境地が見れる！？
ここからは、宮沢氷魚 ちむどんどんとは違う表情が見られる、今後の映画出演作品をいくつか紹介していきます。
『グッバイ・クルエル・ワールド』（2022年9月9日公開）
『グッバイ・クルエル・ワールド』は、ヤクザから大金を奪い逃走する5人の強盗犯と、それを追うヤクザたちの攻防を描いた、タランティーノを彷彿とさせるバイオレンスアクション群像劇。
氷魚さんは、この攻防戦に巻き込まれるラブホテルの従業員を演じます。髪をピンクに染め、飄々と銃撃戦をこなすという、今まで氷魚さんが演じたことのないサイコパスなキャラクターで新しい魅力を開花させます！
『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』（2022年10月7日公開予定）
TikTokで話題になった、乙野四方字（おとのよもじ）さんの同名小説を映画化した、劇場アニメ『僕愛』と『君愛』。並行世界（パラレルワールド）を行き来できる世界を舞台に、少しずつ絡み合っていく少年少女の恋愛ストーリーが繰り広げられます。
この作品で、声優に初挑戦する氷魚さん。全く別の世界で繰り広げられる恋物語で、同じ名前をもつ2人の少年の声を一人二役で演じます。映像に合わせてセリフを言うという難しさに直面しながらも、浮ついたところのない落ち着いた声で物語を引っ張っていってくれるのではないでしょうか。
『THE LEGEND＆BUTTERFLY』（2023年1月27日公開予定）
木村拓哉さん×綾瀬はるかさん主演で話題となっている『THE LEGEND＆BUTTERFLY』。東映70周年記念作品として制作された、織田信長とその妻・濃姫の激動の30年を描く大スペクタクル時代劇です。
氷魚さんは、家臣でありながら織田信長を裏切ることになる明智光秀役に抜擢されました。クォーター由来の色素の薄い髪や瞳に加え、184㎝の長身なので、時代劇に縁がないと思っていた氷魚さんですが、自分のオリジナリティを生かしたミステリアスな明智光秀を演じたいと意気込みを語っています。
『エゴイスト』（2023年2月公開予定）
ファッション編集者で、エッセイストの高山真氏の同名自伝小説を映画化した『エゴイスト』では、主演映画『his』以来のゲイ役を演じることになった氷魚さん。
鈴木亮平さん演じる“どこか満たされない気持ちを抱え続けている編集者”と、氷魚さん演じる“シングルマザーの母を支えながら暮らすパーソナルトレーナー”の切ない恋愛を描き、愛とは何かを問いかけます。
自伝要素が含まれるため、ドキュメンタリー風に描かれるようなので、そこに居るだけで画面映えする氷魚さんの自然な演技が光る作品になるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、話題作に出演が続く若手俳優・宮沢氷魚さんの、今後の作品や役どころなどについて紹介しました。
どこかフワリとしていて掴みどころのない雰囲気が魅力的な氷魚さん。これから更なる新境地を開拓し、素敵な俳優さんになることを期待しています！
