『龍馬伝』キャストや相関図は?あらすじや放送期間・ゆかりの地も調査

『龍馬伝』キャストや相関図は?あらすじや放送期間・ゆかりの地も調査

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2010年放送の大河ドラマ『龍馬伝』をご存知でしょうか?幕末期に薩長同盟を成し遂げた「坂本龍馬」を主人公にした作品であることから、注目している人もいるようですね。

脚本が最も素晴らしい大河ドラマランキング上位に選ばれている鎌倉殿の13人のキャスト相関図も気になりますが、今回は、『龍馬伝』キャストや相関図・あらすじや放送期間、ゆかりの地なども調査しましたので皆さんにご紹介していきます。

目次

『龍馬伝』キャストや相関図を紹介!

NHK大河ドラマ『龍馬伝』キャストや相関図の中の、主要人物を1人ずつ見ていきましょう。

坂本龍馬役:福山雅治

俳優でシンガーソングライターの福山雅治さんが、坂本龍馬役を演じました。龍馬は土佐藩の下級武士出身ですが、柔軟な発想と誠実さで薩長同盟や海援隊の結成を実現させています。

福山さんは1988年に俳優デビューし、1990年に音楽活動を開始。『MELODY』や『桜坂』などが大ヒットして人気を博し、俳優としては「ひとつ屋根の下」で注目されます。『そして父になる』では日本アカデミー賞主演男優賞を受賞し、大河ドラマ初出演となる『龍馬伝』では、新たな龍馬像を体現して大反響を呼びました。

岩崎弥太郎役:香川照之

歌舞伎役者や俳優として活躍する香川照之さんが演じたのは、岩崎弥太郎です。土佐藩の最下層・地下浪人の出身ですが、三菱財閥を築いています。幼なじみの坂本龍馬にライバル心を抱きつつも憧れており、その思いが成功の原動力になったようです。

香川さんは1989年に大河『春日局』で俳優デビューし、2000年代から個性派俳優として活躍。映画『赤い月』で日本アカデミー賞助演男優賞、『劔岳 点の記』では最優秀助演男優賞を獲得しています。6度目の大河出演となる『龍馬伝』で泥臭い弥太郎を演じ、龍馬の魅力を際立たせました。

龍役:真木よう子

坂本龍馬の妻・龍を演じたのは真木よう子さんです。龍は戦を嫌う女性であり、同じ思いを持つ龍馬と心を通わせます。後に寺田屋事件で襲撃から救われた龍馬は、龍と結婚しました。

真木さんは2001年に映画デビューし、『ゆれる』で注目を集めて山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞。その後も『さよなら渓谷』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』で最優秀助演女優賞に輝きました。真木さんにとって『龍馬伝』は大河2度目の出演で、激動の時代を懸命に生きる女性を繊細に演じて視聴者の共感を集めています。

武市半平太役:大森南朋

実力派俳優の大森南朋さんが演じたのは、坂本龍馬の幼なじみ・武市半平太。土佐勤王党を率いて尊皇攘夷を唱え、土佐藩の実権を一時掌握します。しかし、吉田東洋を暗殺して龍馬と決別し、後に失脚して非業の最期を遂げました。

1993年に映画デビューした大森さんは『殺し屋1』で注目を集め、『ハゲタカ』で大ブレイク。映画版では日本アカデミー賞主演男優賞を受賞し、ハリウッド作品にも出演しています。『龍馬伝』は大河初出演でしたが、理想に生きるがゆえに破れていく半平太の姿を演じ、大森さんは視聴者に深い印象を残しました。

岡田以蔵役:佐藤健

俳優の佐藤健さんは、坂本龍馬の幼なじみで「人斬り以蔵」と呼ばれた、岡田以蔵を演じています。以蔵は幼い頃から龍馬を慕い、半平太を尊敬しながら成長。半平太に利用されて暗殺を重ねますが葛藤し、龍馬に助けを求めます。その後、捕縛されて以蔵は非業の死を遂げました。

佐藤さんは『仮面ライダー電王』で注目され、『るろうに剣心』で高評価を得ています。『龍馬伝』が大河初出演で、青年の複雑な心情を繊細に演じました。

あらすじや放送期間は?

大河ドラマ『龍馬伝』のストーリーや放送されていた期間について、紹介しましょう。

あらすじ

『龍馬伝』の物語の主人公は、土佐藩の下級武士・坂本龍馬。身分の壁に疑問を持ち脱藩します。江戸で黒船を目にし、日本の未来を変える決意を固めました。勝海舟に弟子入りし海軍創設を志す中、薩摩藩と長州藩の激しい対立を商業で橋渡しし、薩長同盟を実現。やがて、江戸幕府の権力を朝廷に返す「大政奉還」を推進しました。

しかし、自由な発想と行動力が危険視されるようになった龍馬は、志半ばで暗殺される悲劇に見舞われます。

放送期間と作品概要

大河ドラマ『龍馬伝』は、2010年1月3日~11月28日まで放送された、49作目となる作品です。「幕末を生中継する」をテーマとし、時代の大きな変化を現代人にも伝えるために作られました。

『龍馬伝』は福山雅治さん主演で、幕末の風雲児・坂本龍馬を等身大のヒーローとして描いた作品。龍馬の33年の生涯を、幕末から明治にかけての屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線で描き出しています。福山さんの演技により、新たな龍馬像が体現されたと言えるでしょう。本作を通じて、龍馬の人間性や時代背景を深く理解することができます。

坂本龍馬のゆかりの地はどこ?

幕末のヒーロー的存在・坂本龍馬のゆかりの地は、どこにあるのかを1つずつ見ていきましょう。

坂本龍馬像

龍馬のゆかりの地として有名なのが、高知県高知市の「坂本龍馬像」。高さ約5.3m、台座を含めると約13.5mの大きな像で、懐に手を入れたブーツ姿が印象的です。

目の前には名勝「桂浜」が広がり、龍馬もよく訪れた場所として知られています。また、ドラマ『龍馬伝』のオープニングにも桂浜の風景が使われました。近くには龍馬の直筆の手紙や愛用品を展示する「高知県立坂本龍馬記念館」もあり、歴史を感じられるスポットとして人気です。

寺田屋

京都府伏見区にある「寺田屋」は、坂本龍馬が度々宿泊した幕末の旅館。1866年の寺田屋事件では、伏見奉行所の襲撃を受けた龍馬が危機を乗り越えた重要な場所で、『龍馬伝』でも入浴中の龍が異変に気づき知らせるシーンが描かれました。

現在も旅館として営業しており、朝から夕方まで観光客が内部を見学できます。しかし、建物は鳥羽・伏見の戦い後に再建されたもので、当時のものではないようです。

まとめ

今回の記事では、NHK大河ドラマ『龍馬伝』キャストや相関図を中心に、ストーリーや放送された期間、ゆかりの地などについてご紹介しました。

坂本龍馬を福山雅治さんが演じていたことに驚きましたが、新たな「龍馬像」が体現されたようですね。個性あふれるキャストの演技にも注目しながら、大河ドラマ『龍馬伝』を視聴しましょう!

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