桓武天皇は794年に、平城京から平安京に都を移しました。

「鳴くよウグイス」って覚えましたね。
その時に重要視されたのが、中国風水でした。
風水には、「四神相応」という考えがあり、平安京は、四神が守護し、その土地を「四神相応の地」としてあがめられました。
その平安京と深いゆかりのある神社をめぐることを「京都五社巡り」と言います。
今回は、四神相応の地とは?「京都五社巡り」って何?、そして、巡るとなぜ開運に繋がるのか、更に参拝すると、ものすごく守護して頂ける、ある神社もお伝えしますので、是非最後までご覧ください。

この記事で以下のことが分かります
- 京都四神相応とは?
- 京都五社巡りとは?
- 京都五社巡りをすると開運に繋がる理由は?
- 五社巡りのご利益
- 更に晴明神社を参拝するとよい理由は?
- 京都駅からのアクセス
この記事があなたの開運のお役に立てますように願いを込めました。
京都四神相応の地|四神相応とは?
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四神とは、天の四方の方角を司る霊獣です。
東の蒼龍・西の白虎・南の朱雀・北の玄武
(蒼龍は青龍とも呼びます)
四神相応とは、四神の存在に最もふさわしく、すぐれた地形を言います。
その地形とはこのような所です。
【東】蒼龍 東に清き流れ
【西】白虎 大きな道が続く
【南】朱雀 広く開けた湿地帯
【北】玄武 背後に大きな山
このようなイメージです。

2021年5月撮影

では、次に五社巡りについてご紹介します。
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京都四神相応の地|京都五社巡りとは?

2021年5月撮影
京都五社とは、平安京が四神相応の考えに基づいて造られたことから
桓武天皇をお祀りする「平安神宮」を中心に、四神にあたる、
東の「八坂神社」
西の「松尾大社」
南の「城南宮」
北の「上賀茂神社」から成り立っています。
四神相応の地の平安京、その平安京とゆかりの深い神社を巡るのが京都五社巡りです。
【東】蒼龍 東に清き流れ… 鴨川 八坂神社
【西】白虎 大きな道が続く… 山陰道 松尾大社
【南】朱雀 広く開けた湿地帯… 巨椋池 城南宮
【北】玄武 背後に大きな山… 船岡山 上賀茂神社
【中央】 平安神宮

平城京とゆかりの深い神社をめぐるのが、京都五社巡りなのですね。
では、次は、巡るとなぜ開運に繋がるのか、その理由についてご紹介します。

ご利益についてもお伝えします
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京都四神相応の地|巡ると開運に繋がる理由とご利益は?
京都五社巡りのご利益
京都を強い力で守っている四神のエネルギーに囲まれながら、五社のご加護を得、各神社のご利益を頂きます。
🔷【中央】 平安神宮 ご利益:開運招福・厄除け
🔷【東】 八坂神社 ご利益:商売繁盛・縁結び・厄除け
摂社の美御前社 美容、芸能、財福
🔷【西】 松尾大社 ご利益:交通安全・厄除け祈願
🔷【南】 城南宮 ご利益:方除け・厄除け
🔷【北】 上賀茂神社 ご利利益:家内安全・交通安全・災難除け
京都五社巡りの方法
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五社巡りの方法は、最初に訪れた神社で、「五社巡り専用色紙」を頂きます。
初穂料(料金)は1000円です。
それを持って、五社を巡り、各神社の御朱印を頂きます。
5社全部を頂くことで完成します。

神社の順番も期限もありません。
まとめます。
五社巡りの御朱印の料金(初穂料)は各300円
五社巡りの専用色紙の料金(初穂料)は1000円
五社を全て巡ると、「満願記念品しおり」を頂くことができる
実際に京都五社巡りをされた人のTwitterをご紹介します。
🍁京都五社巡り🍁駆け足でしたが1日で都を守る神社を巡拝することが出来ました。城南宮→松尾神社→上賀茂神社→八阪神社→平安神宮。次はゆっくり巡りたい。 pic.twitter.com/SWuIgCbTlR
— Yuki⚡️(乂ᗜ`)🌹✨ (@tekikorodai) November 10, 2018

少しご注意を。
専用色紙は薄めの布で包んで紙の袋に納められていますが、濡れたり、汚れないようにビニールをご持参して、折り曲がらないようにお持ち帰りくださいね。
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京都四神相応の地|更に参拝すると良い神社とは?

2021年7月に晴明神社で撮影
それは、晴明神社です。
晴明神社は京都市上京区の、陰陽師 安倍晴明公をお祀りしている神社です。
晴明神社の二の鳥居をくぐると、すぐに四神門があります。
その門の石柱には、四方それぞれに四神が描かれています。
こちらが東の蒼龍です。
【四神門の青龍】
青龍は、四方をつかさどる天の四神のひとつ、東を守護します。
陰陽五行では、万物を木・火・土・金・水にあてはめ、東は「木(もく)」に配します。
色は青、季節は春を配することから、春は「青春」ともいわれます。
#晴明神社 #京都 #魔除 #四神門 #青龍 pic.twitter.com/7AuPHJSlzK
— 晴明神社 (@seimeijinja) February 21, 2017
西の白虎
晴明神社の二の鳥居をくぐると、すぐに四神門があります。その門の石柱には、四方それぞれに四神が描かれているのをお気づきでしょうか?本日は、西方をつかさどる白虎の紹介です。 #晴明神社 #四神 #白虎 #陰陽五行 pic.twitter.com/dx1XHdJfS8
— 晴明神社 (@seimeijinja) September 1, 2016
南の朱雀
サ RT @seimeijinja: 朱雀は、四方をつかさどる天の四神の一。翼を広げた鳳凰の姿で表され、南方を守護する。また陰陽五行では、「朱色(赤)」を夏に配することから、「朱夏」ともいう。 #晴明神社 #魔除け #四神門 #朱雀 pic.twitter.com/VF74w4UcnL
— ∞音∞ a.k.a. 風*月 (@fuhgetsu) June 15, 2016
北の玄武
【四神門の玄武】
晴明神社の二の鳥居をくぐると、すぐに四神門があります。その門の石柱には、四神が描かれています。四神は四方を守る神様で、北をつかさどるのが玄武です。
四神は中国の神話にでてくる伝説上の神獣。玄武は、亀に蛇が巻きついたような姿で描かれることが多いです。#晴明神社 pic.twitter.com/qtexbQHkgD
— 晴明神社 (@seimeijinja) November 11, 2018
そして、晴明神社のご神門は「五芒星」です。
境内に「五芒星」が沢山散りばめられている晴明神社は、五社巡りと共にめぐると大変良い神社です。
「五芒星」は晴明公が、あらゆる魔除けのお札とし使用しました。

2021年5月撮影
晴明神社一の鳥居の神門の五芒星
境内には五芒星がちりばめられています。
安倍晴明公があらゆる魔除けのお札として使用したのが「五芒星」です。

2021年5月撮影
晴明神社 授与所前の提灯の五芒星
屋根瓦にも五芒星。
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五芒星
東西南北を守る「四神」があり、多くの「五芒星」が散りばめられている晴明神社は、是非参拝して、ご加護を頂きたい神社です。
『晴明神社に呼ばれた・の五芒星の秘められた力』についてはこちらに詳しく書きましたので是非ご覧ください。
京都五社巡りで女性が気を付けたいこととは?
神社やお寺では、鳥居をくぐる前に帽子を脱ぎ、日傘をたたむのがマナーです。
でも、現在は一年を通して容赦なく紫外線が降り注ぎます。

そこで、私が愛用している日焼け・紫外線対策におすすめのコンパクト付きUVパウダーをご紹介します。


紫外線対策をしっかりして、心置きなく京都五社巡りを楽しんでくださいね。